映画「ジャズロフト」を文化村にてピアニストの石黒直子と
1957年からニューヨークのマンハッタン、6thアベニューにある花屋問屋街にある5階建ビルのロフトに移り住んだ写真家ユージン・スミス。彼が撮りためた、ジャズミュージシャンによるジャムセッションの沢山の写真と音源によって綴られるドキュメンタリー。
50年代〜60年代にかけての一番活気づいていたジャズムーブメントに触れて、観ていてワクワクが止まりませんでした。
フィル・ウッズやカーラ・ブレイの証言も出てきて、興味深い。
ピアニストのセロニアス・モンクと作曲家のホール・オヴァートンとのリハーサル風景とか、貴重だ。
モンクのあの不協和音のようなボイシングの時って、あんなに指は突っ張ってるんだ!と面白かったし、朝方まで体がへばるまで音楽を追求するミュージシャンの姿に感動したり、すごい時代だったのだなあ、と。
まさにニューヨークの臭いまで感じ取れるような映像が沢山。
私がまだ会社員だった頃、当時の六本木には沢山のジャズクラブがあって、夜中になると仕事がはねたミュージシャンが夜な夜な集まってきて、ジャムが始まる、そんな時代を思い出しました。
当時、ミスティとか、六本木にあったなあ。
怪しい雰囲気だけれど、熱気溢れるジャズがくり広げられていた。安田南さんとか、かっこよかった。それを知っているからジャズに魅了されていったのかも知れない。その時代を知っている人も少なくなったよね、きっと。
ところでユージン・スミスって、ジャズを栄養にして自身のアートを極めていったんだなあ、と思います。あのジャズマニアぶりは半端ないわ〜。
彼が取材した「MINAMATA 」今、話題の映画。
主演のジョニー・デップはユージンに瓜二つ。
これも観たくなりました。
石黒直子に誘ってもらって、こういうマニアな映画の感想を飲みながら話せる。
やはり至福の時間が戻ってきたと感じます。
いい友といい映画、最高の日。
石黒〜、私のためにもほんとに長生きしてよ。
「ねー、マリカ、またニューヨークに行きたくなったでしょ」と言われ、「もちろんよー」とは答えてみたけれど、きっといろいろ変わっちゃっているんだろうなあ、とも思います。
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