8月3日(金) 晴れ 




暑い~。


でも、オリンピックはもっと熱い~。




体操の内村航平選手の個人総合の金メダル、おめでとう~。




ライブで夜中、見ていました。




嬉しい。




うるうると泣いてしまった。




しかし、鉄棒から落下した予選のときから


よく心が折れずに金までたどり着いたものです。




強い人だ。




お母様が嬉しそうでしたね。素敵な家族愛。


最後にお母様に花束を投げていた姿、素敵でした。




きっと、精神的に支えられたのだと思う。




そして、柔道の穴井選手。




「メダル取れなくてすみません」


の男泣きの言葉。




こちらも涙。




冷酷じゃあないか、インタビュアー。




もっと、優しく質問してくださいな。




バンクーバー冬季オリンピックの時の、


浅田真央ちゃんにも、クールに質問していたインタビュアーがいました。




金メダルとれなかったと泣いていた真央ちゃんの涙。




きれいだった。




なのに、そんな時ばんばん質問しないでも。


銀メダルとったんだから、凄いではないか。




泣いて声にならない彼女に矢継ぎ早に質問するなんて。




敗退の原因なんて、聞きたくない。


一生懸命がんばった、その姿に私達は感動するのだから。




でも、インタビュアーも仕事だから仕方ないのかしら。




私達、日本国民は、そんな時にそんな質問の答えを聞きたくはないのでは。




辛いだろうな。




プレッシャーも感じるでしょうね。




私達、アーティストは立場の違いこそあれど、


アスリートに似ている。




華々しくみえるときは、ほんの一瞬。




普段は地味な練習の積み重ねである。




できて当たり前、失敗したら、ただただ叩かれる。




モチベーションが下がるときも、しんどい時も、調子悪い時も


人間だからあります。




シンガー仲間で喉のポリープ手術して、声が変わってしまい、


仕事を辞めた人もいる。


私とて、声がでなくて半年休んだ経験もあります。




普通のお仕事の人ももちろんあると思います、が、


この仕事は弱音を吐けない。




夢のごとく、非日常を表現しなければいけない。




正直、きつい、と思うこともしばしばあります。




大して親しくないのに、批判なんてされちゃうと、もう、その人に


会いたくなくなります。




穴井選手が男泣きに、先輩に泣き崩れている姿が印象的。




彼を抱きしめながら、


「誰も君を責めないから。ゆっくり後で話そう」


と言う先輩の言葉にまたまた泣いてしまった。




悔しいだろうな、かっこ悪い自分が見えてきちゃうんだろうな。




アスリートにも、アーティストにも、


失敗しても全てを受け入れてくれる、愛のある環境が必要です。




恋愛とはまた違った愛の形ね。




人間だもの。弱いときは誰でもある。




今月は、結構時間があるので、そんな人間関係をあたためる時間を


費やしております。




親しい友人達と美味しいご飯を食べ、


たわいないおしゃべりをしていると、仕事で疲れた心、


傷ついた心が癒されます。




人生には必要ですね、愛のある環境。




どんなにかっこ悪い自分でも受け入れてくれる環境。




弱くなっているときこそ、本当の愛情って見えてくるものです。