7月4日(土) 曇り


今日はJuly 4thアメリカ独立記念日では?


そういえば、先ごろ、アメリカを象徴するアーティスト、

マイケル・ジャクソンが急逝しました。


東北ツアーの途中で飛び込んで来た

このニュース、ショックでした。


スリラーのヒットあたりでしたか、

彼のダンス、ムーンウォークをテレビで見たときは

ぶったまげたああ!

アメリカのエンターテイメントのレベルの高さを

見せつけられた。と感じたものでした。


一昨日、仕事で甲府に行った時に、車の中から富士山が

見えました。

「登った事ある?」と、言う人がいたので、

私はない、と答えたら、うちのスタッフが

「登ったことあります。」と。


で、で、どうだった?どこまで?


「一番上まで。きつかったですよお。

でも見晴らしは最高。でもね、ほんと息がね・・。

頂上付近でも、酸素ボンベみたいの売っているから、

ぜひ、登ってみたら」


ううう、下界にいたって息苦しい毎日なのにさ、

もっと息苦しいの?

いくら見晴らしが良くてもねえ・・。


先日、テレビの司会者が、富士山頂と、

マイケル・ジャクソンの人生をなぞらえて

言っていた。

「頂上に登って、見晴らしがいいのでしょうけれど、

いろいろと息苦しい事が多かったのでは・・」


なるほど、その通りだ。


上に行けば行くほど、リスクも多くなる。


私は、ねえ。。

いくじなしだから、ちいさな幸せ、大事にして・・


と、言うと、事務所に怒られますかね。


だったら、全て自分でやれえ~、とか、

頂上めざせ~。とか。


でも、マイケル・ジャクソンって、

痛々しかったもの。凄すぎた天才だもの。


ある雑誌で親しい人のコメントで

「彼はいつも自信がなかった」と。


えええ?スターなのに?


そうなのかあ。


でも、この私だって、

自信をなくす時が多々あります。


時々、先が見えなくなったり、自分は果たして

どれくらいのアーティストなのか?とか。

ミュージシャンに受け入れられているか、

お客様は楽しんでくれているのか、とか、

なんとも言えない孤独感にさいなまれたり。

サイトにさらっと批判なんて書かれると、

寝込んだり、うなされたり。

いつもいつも自問自答してしまいます。


アーティストの精神はいったりきたり。

だから、彼の繊細な心が少しだけ、

理解できたり。


企業の社長さんもそうですか?

あ、まさに頂上ですね。

お察しいたします。


ところで、彼のアルバムは、

クインシー・ジョーンズがプロデュースした

「オフ ザ ウォール」がセクシーで大人っぽくて好きでした。


随分前、東京ドームで見た彼のダンス、神業でした。


本当に寂しくなってしまったけれど、

どうぞ、安らかに眠ってください。