先日、妹ちゃんの中学校最後となる、吹奏楽部の定期演奏会がありました
懐かしいコンクール曲から始まり、ディズニーメドレーではみんなそれぞれミッキーやミニーちゃんなどの耳を付けて可愛らしく、J-BESTでは「あまちゃん」や「ごちそうさん」などの楽しくて聴きなれた曲も・・・。
アンコールでは、吹奏楽でおなじみの「宝島」を演奏し、妹ちゃんは2年続けてサンバホイッスルを担当し楽しそうに吹いていました
(これ、結構きついそうですね、息が続かない?)
定演前、パーカッションで一緒のMちゃんと赤と青で色違いのキラキラした派手なスティックを購入。
最後の定演では、そのスティックでドラムを叩こうと決めていたそうです。
さすがにコンクール曲やしんみりした曲には使えないので、ディズニーやノリノリの楽しい曲のときに使うと言っていました。
そして、「あっ、キラキラスティックだ」と思って見ると、右手に赤、左手に青と、Mちゃんと一本ずつ交換して使っていました
赤と青、目立つ目立つ( ´艸`)
本当に本当に楽しそうな妹ちゃん
妹ちゃんのこの姿を見ることはもうないのかな?と思うと、私は初めっから涙腺崩壊状態
涙を流しながらも、妹ちゃんの最後の晴れ舞台を、しっかりとこの目に焼き付けてきました
思えば3年前、妹ちゃんが中学校に入学して部活を決めるとき、私は、「吹奏楽部は親もすごく大変らしいから、出来れば他の部活にしてほしいな~」なんて言ってしまいました。
素直で真面目は妹ちゃんは、
「そうなの?ん~~~、じゃあ、他には卓球くらいしかやりたいのないから、卓球部にしようかな?」と、そのときも自分のことより私のことを考えてくれました。
でも、そんなの絶対おかしい
自分の都合で部活を決めろなんて、なんて勝手なダメ親なのってすぐに後悔、その言葉は撤回しました。
「妹ちゃんの好きな部活に入って好きなことをやっていいよ」と言うと、
「え?いいの?じゃあ、やっぱり吹奏楽部に入るよ~」
と、嬉しそうな妹ちゃんがいました
そして吹奏楽部に入部した妹ちゃん
5月のゴールデンウィーク明けに、担当する楽器決めがありました。
吹奏楽と言えは、吹く楽器!と、なんでもいいから吹く楽器をやりたかった妹ちゃんは、
第1希望のトランペットから第5希望までは全て吹く楽器を記入し、まさか第6希望にはならないだろうと、取り敢えずパーカッションも記入しました。
しかし、そのまさかです!
妹ちゃんのリズム感の良さを買われてしまい、そのときは全然やりたくなかったパーカッションになってしまいました
顧問の先生たちと部長でもあるパーカッションの先輩から懇願されてしまい、もちろん断ることなんて出来ないと思っていたし、「はい」と言うしかなかった・・・とのことでした。
ほとんどの子が希望の楽器になれたのに、妹ちゃんともう一人の子は予想外の楽器になってしまい、二人で誰もいない教室に行ってしばらく泣いていたそうです・・・ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そんなことになっているとはつゆ知らず、帰宅した妹ちゃんに、
「どうだった?トランペットになれた?」と聞いてしまいました。
そして妹ちゃんは、
「パーカッションだって・・・」と大泣きでした
私も、まさかの第6希望か・・・と絶句
泣いている妹ちゃんに何て言えばいいのかもわからなかったのですが、
「吹く楽器だけが吹奏楽じゃないよ、パーカッションもやってみたら楽しくなるかもしれないし、どうしてもトランペットとかがやりたかったら習うことだって出来るし・・・」と、慰めになっているのかもわからない言葉をただ並べるだけでした。
その後しばらくは部活が楽しくなかったそうで、練習に行きたくないなと思ったこともあったようです。
でも、先輩たちにいろいろと教わって練習していくうちに、パーカッションってただ叩けばいい訳じゃないんだということもわかってきて、パーカッションがいないと成立しないというか、どの楽器も大切なパートなんだということもわかってきたそうです
それからというもの、妹ちゃんはいろいろな打楽器や曲を練習してたくさんのことを学び、身に付けていきました。
ときには私にもドラムの基礎を教えてくれたりもしました
そして、
「ママ~、パーカッションって面白いよ わたし、パーカッションになって良かったよ、うん、ホントに良かったよ」と、心から思えるようになっていきました。
吹奏楽が大好き、パーカッションが大好き
起立性の症状が酷くてなかなか登校出来ない日が続いても、早く部活に行きたい!楽器を叩きたい!という気持ちは、妹ちゃんの体を動かしてくれる強い力になっていました。
3年間は本当にあっという間でした
中学校も吹奏楽部もとうとうこれで卒業です・・・
妹ちゃん
吹奏楽の楽しさを教えてくれて、私たち家族を一緒に楽しませてくれて、本当にありがとう
これからは吹奏楽からは離れてしまうかもしれないけれど、妹ちゃんの夢に向かって、またいろいろなことを経験、吸収し、素敵な高校生活を送ってね。
私たち家族はこれからも全力で妹ちゃんのことを応援しながら、また一緒に楽しませてもらうね
3年間、本当に本当にお疲れ様でした 本当にありがとう