みなさん、こんばんは
前回の、私の悔しい独り言のような記事にも、たくさんの方から嬉しいコメントをいただきまして、本当にありがとうございました～
ＰＣのご機嫌が悪くなる前に、頑張って投稿したいと思います
さて、吹奏楽部の県大会の二日前になって、妹ちゃんの代わりに一年生を出すことにしたという、とても厳しい宣告を受けた妹ちゃんですが、いっぱいいっぱい泣きましたが、その決定をしっかりと受け止めて、当日は元気よく裏方としてみんなのサポートを頑張りました
コンクールは残念な結果に終わってしまいましたが、みんな精一杯の力を出し切って、本当によく頑張ったと思います
県大会の二日前、私は、顧問の先生から相談があると呼び出されました。
待ち合わせの時間の少し前に学校に着くと、その日は元気に登校出来ていた妹ちゃんもちょうど部活終わりで外に出てきていました。
そして、二人で先生の話を聴くことになりました。
（このとき既に、妹ちゃんは宣告を受けていました
）
夏休み前も夏休みに入ってからも、妹ちゃんの体調は思わしくなく、コンクールの練習にもなかなか出られない状態でした。
それでも妹ちゃんは、家で楽譜を見ながらＣＤを聞いてイメージトレーニングをしたり、出来ることを頑張っていました。
顧問の先生もコンクールメンバーも、最後の最後まで妹ちゃんと一緒にコンクールに出たい・・・と、本当に思ってくれていたようです。
でも、実際問題として、講師の先生にほとんど練習を見ていただいていなかった妹ちゃんのことを、講師の先生はとても気にされていたようで、こんなにも練習に出てこれない生徒よりも、今ちゃんと練習できる生徒を使おう・・・ということになったようです。
顧問の先生も、苦渋の決断だったとおっしゃいました・・・。
妹ちゃんは朝の段階で先生から話をされて、まさか出られないなんて・・・
と、ショックを隠せなかったようです。
そして、どうしてもだめですか？もう決定ですか？と、コンクールに出て頑張るという強い気持ちを先生たちに伝えたようです。
でも、今回はもう決定したから、次にまた頑張ってほしいと言われたようです。
私は、もう何を言ってもこの決定は覆せないんだなと、悔しいけれど受け入れるしかありませんでした。
でも、今の妹ちゃんの思い、私の気持ちはちゃんと伝えなくてはと思い、これだけははっきり言わせていただきました
「もし自分が逆の立場だったら、当日来れるかどうかもわからない生徒さんを選ぶより、やはりちゃんと練習にも来れて本番にも出られる生徒さんに代わってもらった方がいいと思うのは、当然だと思います。
だから、今回の決定はとても悔しいけれど、練習に出られなかったこちらが悪いと、しっかり受け入れます。
でも、こういう話は、きっともっと早くから決まっていたはずでしょうから、せめてもう少し早く言っていただきたかったです。出られると思って頑張っていた妹ちゃんには、あまりにも残酷な決定です。
それから、妹ちゃんはこれからも、この病気と闘っていかなければならないので、これから先もまだまだご迷惑をおかけてしまうと思います。
でも、だからと言って、簡単な楽器しか任せないとか、そういう扱いだけはしないでほしいです。」
・・・と、精一杯の気持ちを伝えました。
不覚にも、顧問の先生二人の前で、堪えきれずに泣いてしまいましたが、妹ちゃんの悔しい気持ちと私の気持ちはしっかりと伝えることが出来ました。
（こんな私の姿を見て、きっと妹ちゃんも泣いているんだろうなぁと、ちらっと横を見たら、妹ちゃんは涙も出していませんでした
と言うか、呆然としていたようです・・・
）
顧問の先生は、妹ちゃんの実力を買ってくださっていて、本当に決断するのが辛かったとおっしゃってくださいました。
二日前になってしまったのは本当に申し訳なかったけれど、こちらもそれだけずっと悩んでいたんです、本当に苦渋の決断でした・・・とのことでした。
こんな訳で、今回妹ちゃんはかなりのショックを受けました
私は、もう吹奏楽が嫌になっちゃうのかな？と、ちょっと心配もしました。
でもでも、妹ちゃんは違いました
昨年もコンクールに出させていただいた妹ちゃんは、今回初めて裏方として参加しました。
くしくも、初めての経験をさせていただくことになりました。
舞台に乗るだけがコンクールじゃない、乗れないメンバーの大きな力があってこそ、コンクールが成り立つという当たり前のことを、妹ちゃんは今回はっきりと感じたと思います
ちょっぴり、いや、ものすご～く辛い経験だったけれど、妹ちゃんにとってはとてもいい勉強になったコンクールだったでしょうね・・・
しかし・・・、
妹ちゃんもたくさんたくさん泣いたけれど、それ以上に泣いたのは、妹ちゃんの代わりに出てくれた一年生のようです。
パーカッションの一年生は三人いて、一人はコンクールに元々出る子です。
あと二人で、どちらが妹ちゃんの代わりに出るか、オーディションをしたそうです。
決まった子も、決まらなかった子も、どちらも泣いたそうです
どうしても練習時間が足りないし、何しろ、デビュー前の一年生にとっては、本当に初めての演奏。
先輩や講師の先生にいろいろ注意されて、泣いて泣いて本当にかわいそうだったと、妹ちゃんも言っていました
妹ちゃんが元気に出られれば、こんなに泣くこともなかったであろう一年生。
なんだか、申し訳ない思いです・・・
でも、そうやって大きくなっていってねと、今の私にはそれしか言えません
そして今の妹ちゃん・・・
最近、強い偏頭痛が出てきてしまい、学校が始まって二週間目ですが、未だに登校出来ていません・・・
妹ちゃんの中学校は二学期制なので、６月に中間試験があり、もうすぐ期末試験があります
中間試験を受けられなかった妹ちゃんは、今回の試験は受けないと成績もつきません
これから文化祭や区の音楽会など、演奏会も目白押しで部活も大忙しです
ＯＤとはかれこれ４年の付き合いの妹ちゃん、今は、今までで二番目に最悪な体調ですが、妹ちゃんは自分の出来ることを何とか頑張ろうとしています
私は自分の出来る限りのことをして、これからも妹ちゃんのことをずっと守っていきます
今、私がブログを書いているのを横で見ていた妹ちゃんが、
「なんで今頃そんな内容の書いてんの～？遅すぎじゃん
」って言ってます
はい、ごもっとも
今度は、ちゃんと旬な話題を書けるように、もっともっと頑張りますから～～～
今日も読んでいただき、ありがとうございました・・・