今日の読売新聞の編集手帳に病院のベッドの広さは約2平方㍍だという‥

脳神経の難病を患う札幌市の小学5年、前田美音さんの闘病記が絵本『二万平方メートルの世界で』になったと紹介されていた‥

3歳から大学病院で入退院を繰り返し、「もういいや」「一日でいいから薬を飲まなくていい日をください」‥多くの言葉をベッドの上でのみこんできた‥

3年生の時の作文が小学館の編集者さんの目にとまり、「病と生きる仲間がいること、いたこと、を代表して伝えられるのなら」と絵本作家、はたこうしろうさんとの共同作業が昨年秋に始まった‥

感染の猛威のなかの病院で、人助けに奔走したのは医師や看護師さんばかりではなかったらしい‥

花にとまるチョウを見つめ、「生きていることのすばらしさは気づきにくいということを、私は知っている」つぶやく場面があるという‥

先ずは書店に行ってみようと思う‥