自分の仕事を持ちたいトルコ人。
自分に合った会社を選びたい日本人。
ふと日本で住むトルコ人×日本人夫婦を
見てみると、知り合いの半数以上は
自分達でお店やレストランなどを
開業していることに気づいた。
でも日本人夫婦で事業をしている知人なんて
ホント僅かでほとんど皆さん会社員。
しかし、こと日本人×トルコ人夫婦でみると
自営業比率がめちゃ高い。
場所がトルコであれ日本であれ
何か自分の仕事を持って
たくましく生きてる方が多い。
じゃあトルコ人×トルコ人夫婦はというと
日本人より起業したい意識は高いにしても
実際に実現出来るかどうかは別問題で
結構フツーに会社員の友達が多いです。
外国人と結婚することで
視野が広がり、挑戦しようという気が
起きるのもあるかもしれないけど、
やっぱり
国際結婚って試練が多いですからね
どちらに住んでいても、
不自由さや理不尽さ、価値観の違いで
外国人である事を痛感することがある。
仕事だって日本人のように
多くの選択肢がある訳じゃない。
でも、採用されたらすぐに
即戦力になってるんじゃないでしょうか。
また、言葉のビハインドがあっても
仕事を覚えるスピードは
かなり早いと思う。
この仕事がダメだったら他を当たろうみたいな
中途半端な気持ちがないから
一生懸命取り組むと思うし。
それでも外国人だからと
待遇が思わしくなかったり
ネイティヴ達の仕事ぶりに
憤りを感じながらも
人一倍頑張って
で、そのうちに気づくんだと思います。
自分はもっと上手く出来る!
と
『ここで外国人だからって
安く使われるんじゃなくて
自分の会社を持つべきだ』
という考えや
そもそも出世に興味はなく
お金が貯まったら自分の会社を
持ちたいという人も。
↑ウチの旦那はこのタイプ。
日本人ならイイ給料もらってたり
待遇が良い会社で働いていたら
そこで出世を望む方が多いと思うけど
ウチが知ってるトルコ人のゴールは
そこじゃない。
そこでお金を貯めて
自分の会社を作ることが
夢らしい。
何千万も借金したり
トルコの家を売ったりして
起業してる知人もいる
奥様は旦那様を止められないだろうな。
いや、奥様も賛同しているから
出来ることなんだろうな。
大冒険だ、マジで。
ウチも明日は我が身
けど、
自分たちの未来は自分たちが
作っていくものだから
挑戦できる環境があるなら
挑戦するべきなのかな。
起業っていうとリスクの事ばかり
考えてしまうけど、
そのリスクと将来の保障と
どちらがより危ないかと考えたら
結構どっこいどっこいかもしれない。
とりあえず
旦那を信じて応援してあげなきゃな、
って今やっと
思えるようになってきたとこです。
ある意味先が見えない面白さが
今の自分を支えています。