
昨日観たのが「ツリー・オブ・ライフ」

これがきっと今年最後の映画です。
監督は、この間観た「地獄の逃避行」を作ったテレンス・マリック。
主演はブラッド・ピットで、ショーン・ペンも出るということで前情報なしで観たら、これがすごい映画だったよ

何がすごいって・・・、意味不明な観念的映画

1950年代のテキサスを舞台に、ある一家の40年にわたる日々を描き、人生の根源的な意味を問い掛けるというのが一応内容。
でもたんたんとした展開で、哲学的・宗教的で、判り易い説明も一切なし!
ただし映像はとにかく美しいの

地球に存在する全ての美しい世界を集めてみたって感じで、撮影にはかなり手間ひまかけたご様子。
そいう神秘的な映像満載なので、途中映画だってことを忘れるくらい

ただやはり観念的映画のため、退屈に感じ、眠りに落ちそうにもなったよ。
ブラピ目当てで見た人には、あまりに意味不明で後悔すると思う。
そのままPRしたら間違いなく客が入らないと予想されるため、配給会社は必至に誇大広告したご様子だが、やはり酷評が少なくないようで・・・。
「地獄の逃避行」もそうだったけど、たんたんとした世界観を放つテレンス・マリック監督作品

これを理解するには、私には人間としての厚みがまだ足りないようです
