
昨日観たのが「デルス・ウザーラ」

読みにくいタイトル・・・、これ人名です。
アカデミー外国語映画賞を受賞した、1975年の黒澤映画だよ。
邦画を観ない私でも、黒澤映画は観ますよ~

地質調査のためシベリアの奥地を探検していた軍人。
厳しい自然に苦戦する中、偶然出会った猟師デルス・ウザーラと出会い、その案内で危機を脱する。
シベリアの密林で寝起きし猟をして生きるデルスは、文明人が失ってしまった鋭い五感と洞察力を持ち、自然に敬意を払う男。
軍人の隊長は、そんなデルスに深い敬愛の念を抱いていく・・・。
自然と共に純粋に生きる彼の魅力が詰まった、とても良い映画だったよ

生きることに必死だった時代と今を比べるのも難しいけれど、どうしても現代の人間は心も頭も薄っぺらく感じてしまうね

生きる強さや覚悟を持っていないというか・・・。
って私が言うのもなんですけどね

訴えが強く、心にぐっと突き刺さる映画

また考えさせられてしまったよ。
「踊る大捜査線」もいいけど、見る価値のある映画をもっと観てもらいたいですね~
