$のほほん まりブログ

昨日観たのが「海を飛ぶ夢」船

2004年のスペイン映画。
事故で首を骨折し全身麻痺の障害を負い、20年以上も寝たきり生活を送る男が主人公。
自ら尊厳死を選ぼうとする彼の、壮大な心の旅路を描いたドラマ。
実在の人物の手記を元に映画化し、ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞に輝いたよ。

主人公役には、ハゲた頭に深いシワという特殊メイクで50代をリアルに演じたハビエル・バルデム。
とにかく演技が素晴らしい合格

ハビエル・バルデムと言えば、「ノーカントリー」でとにかく恐ろしいおかっぱ役だったのは有名だけど、この間観た「食べて、祈って、恋をして」にも普通の役で出てたし、とにかく演技の幅が広いねービックリマーク
濃くて渋くてちょっと素敵な俳優だわっニコニコ

参考までに・・・「ノーカントリー」
のほほん まりブログ
「食べて、祈って、恋をして」
のほほん まりブログ
「海を飛ぶ夢」
のほほん まりブログ

この映画の尊厳死というテーマ自体はすごく重いけど、素敵な言葉の数々、美しく想像力をくすぐる映像、俳優たちの素晴らしい演技と、とても素敵な映画だったよラブラブ

尊厳死を選ぶ男性と聞くと、孤独で絶望した男性を想像したけど、とても周りの人からの愛に包まれていたよ。
彼が尊厳死を選ぶのは、愛されても愛に応えられないことの絶望だと思う。

尊厳死については賛否両論あると思うけど、人を愛せる喜び、愛を伝えられる喜びをあらためて実感できる、とっても素敵な映画です合格