兄の病気の原因はいじめでした…
今日は兄の事を書こうと思います。
本日「世界一受けたい授業」で不登校がテーマになっていたので書きたくなりました。
兄は中学生の頃からいじめを受けるようになっていたようです。
それでも兄は毎日学校へ行っていました。
兄のいじめを知ったのは高校を卒業して1年程経った頃だったと思います。兄の様子は高校2年生辺りからおかしくなりスピードを出しているトラックに怒鳴り始めたり急に叫んだり泣き出したりするようになり、思春期の私は近づかないようにしていました…こんな風になっているのに家族全員いじめに気付かず母はちゃんと学校に行くように兄を叱りました。父は元々あまりあーしろこーしろ言うタイプでは無いので黙っていました。
兄はきっと学校へ行く事は地獄に行くような思いだったのだと思います。
…それなのに私も母も卒業だけはさせたくて学校へ行かせるのに必死でした。
知らなかったとはいえ本当に辛い思いをさせていたと思っています。
私は兄のいじめの全てを知っているわけではありません。
寧ろほんの少ししか知りません。
知るのは未だに怖くて聞けないのです…
私が知っているのは毎日お金を盗られていて、お金を渡さないと殴られたり蹴られたり恐ろしい暴力にあっていたようです。
…そんな毎日を生きてきて統合失調症になってしまいました。
早く気付いていればこんな病気になっていなかったと思います。
タイムマシーンがあったら兄がいじめられる前に戻って学校なんか行かなくて良いんだよと伝えたいです。そしていじめているヤツらを1人残さず同じ事をして黙らせてやりたいです。
タイムマシーンあったら良いですね…
いじめで自殺する子供達の人数は年々増えているそうで今年が最多の399人との事。
私がいつもブログを読ませて頂いているお姉さんも仰ていましたが不登校は悪では無い。
学生は学校に行く事が義務のようになっていますがそうではなく、家庭で勉強したりフリースクールへ通ったり、塾へ行ったり色々な形があって良いのだ。この考えが世の中に浸透していじめが原因で自殺する人、統合失調症になる人、鬱病になる人達が世の中からいなくなることを願っています。
ここ1年、兄は病気が発症していませんがだいたい暖かくなる頃が危ないので兄の病気が発症しないように毎日声をかけて様子を見ています。
兄もどういう時に状態が悪くなるのかだいたいわかってきたようでこのままだと危ないという時には早めに寝るなどして発症しないよう自分なりに工夫できるようになってきたみたいです。
世の中に精神病で悩まれている方は沢山いらっしゃると思いますが皆様が今まで沢山辛い思いをした分これからの未来が幸せで溢れていますように🙏