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第1日曜日の朝8時
三島理恵トレーナーの
「捨の心を読む」に参加しています
最初は、たまたま
めずらしく
日曜日が休みの日だったから
たったの数行を
参加者が交代で読み
時には目を閉じて
思い浮かんだこと
感じたことを自由に話すだけ
たったの40分間だけれど
味わい深い40分間
日曜日が休みの日だけ参加します
と言っていたけれど
朝出られない時は夜にして
8月からなんやかんやと
毎月1回、沖正弘「捨の心」を
少しずつ読んでいます
そのたびに
「は〜ぁ⁈」とか
「へ〜⁇」とかため息が出る
心のことは難しい
やっぱりモノを通して
お稽古するのがいちばん❗️と
心の中で呟いていました
でも、今回はめずらしく
自分のなかで
はっきりとしたことがありました
私は、常に心が平静であることは
望んではいないと言うこと
辛い時、苦しい時は泣き叫び
嬉しい時は、大声で喜びたい
常に平静であることよりも
喜怒哀楽を十分味わう
人生を選択したいと思う
なので
平静ではいられない私を許し
揺れ動く私を受け入れます
コトバに出して
とてもスッキリしました♪
その後、フジコ・ヘミングさんの
ソロコンサートへ
フジコさんのことを知ったのは
もう20年以上も前の
ドキュメンタリー番組でした
いつかいつかと思いながら
ようやくその日を
迎えることができました
御歳90歳のフジコさんは
歩行器につかまり
案内の男性にエスコートされて
登場されました
くしゃくしゃの髪は
どのようにされるのかと思いきや
黒い大きなバレッタを
帽子に見立てさりげなく
フンワリ羽織った
オーガンジーのガウンが
とてもお洒落で
フジコさんの丸まった背中を
程よくカバーしてくれました
1曲終えるごとに
手をさすったり、
呼吸を調えているのがわかりました
時にはマイクを持って挨拶したり、
演奏曲を教えて下さったり
お声が聞けて嬉しかったです
20分の休憩後は
花嫁さんが着るような
黒地に金糸の美しい打ち掛けを
フジコさん用に軽く仕立てた
羽織ものをまとって登場されました✨
それがよくお似合いで
私はうっとり
「魂のピアニスト」と呼ばれる
フジコさんの演奏そのものよりも
フジコさんの姿の方に
すっかり魅入ってしまったのでした
最後に
すっと立ち上がり
正面を向き、ご挨拶して下さいました
スポットライトを浴びて
美しいメイクのフジコさんに
再度感動し
とても心癒されました
生身のフジコさんが
どんな暮らしをしているのかは
分かりませんが
「平静な心？そんなもの要らないわ」
と言いながら
ぷかぷかタバコを吸ってる姿を
想像してしまう私です
painted by Fujiko Hemming
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