昨日の夜は風が強く吹いたのか

朝、花壇を覗くと
頭の重くなったアネモネが一輪、
ポキリと折れて飛ばされていた

まだ、萎れていなかったので
小さな花瓶に挿してみた


まだ十分に花の命を
輝かせている


花は色褪せ
萎れるので
分かりやすい

捨て時が…


でも、今年買った洋服とか…
特にコート類などは
値がはる分躊躇する


去年の10月、
今年は、このコートだ!
と閃く様に購入したコート


わずか3、4回しか袖を通していない
新品同様のコート



今までの私なら当然のように
 洋服カバーをかけて
来期にむけて保管していただろう


着るか、着ないかは
またコートの季節になってから
考えればよい


色々なものを たくさん
捨ててきたが

ワン シーズン着ただけで捨てたのは
安いモノだけだ


そんな風にやってきた


でも、断捨離を学び直した
今年はそう簡単にはいかない





とうに自分の気持ちの変化には
気付いている



しかし、それからが大変だ


自分の気持ちをはぐらかし
ごまかし、
なんとか いつものように

「また着るかもしれない」と思いたい自分
が出てくる、出てくる…



「似合うって言われたじゃない?」
「今捨てなくてもいいんじゃない?」
「秋まで待とうよ」



そんな囁き声が幾度もいくども…



「もう着たくない」と思いながら
「また着るかも」と思い直す
  
それを何度も往復しながら



「もう着ない」と決着つけたのは
  3月も終わりになって






「ごめんね、何回も着てあげられなくて」

「好きな色だし、軽くて 
着心地も良く 出会ってすぐに買ったよね」

「似合うと言われて嬉しかったよ」


「あなたのおかげで どんなコートが
  欲しいかわかったの」


「今度の冬は 襟が無いか、あっても小さくて 
   ストールとかマフラーを巻いて
    色々 遊べるコートを着たいんだ」


「短い間だったけれど 
  楽しませてくれて ありがとう!」


関係が終わるのは、古くなったから
ばかりではないんだな


新品でも もう好きではなくなったら
関係は 終わったことになる


そのことに気付いてしまったら…


やっぱり、目をつぶらず 決着つけなきゃね❣️

コートで練習出来て良かった
としておくべきか⁈