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さて、

「1年生の1学期国語なんて、全部ひらがなだし簡単でしょー。」

と思っていたら、大間違い。実は、大人にとっては漢字表記に慣れているからこそ難しいし、低学年の担当をしたことのない教師だって、「あれ?」って迷うんです。そして教えるのも難しい。

本日は、「のばすおん」についてです。

おか◻️さん➡️おかあさん
おに◻️さん➡️おにいさん
おね◻️さん➡️おねえさん

ですよね。

つまり、

「おかーさん」は、おか「あ」さん
「おにーさん」は、おに「い」さん
「おねーさん」は、おね「え」さん

と、のばした時の母音が入ります。

しかし、この場合はどうでしょう。
「おと◻️さん」
「いも◻️と」
「おと◻️と」



「おとーさん」は、おと「う」さん
「いもーと」は、 いも「う」と
「おとーと」は、 おと「う」と

「お」と発音しているのに、表記は「う」となります。





「お」は、へそまがりの「お」といって、発音は「お」なのに表記が「う」となる言葉が多いのです。
例えば


「まほー」➡️まほ「う」
「ほーき」➡️ほ「う」き
のように。
大人だったら、「当たり前」なんですけどね。

では、

「こ◻️り」
「よ◻️か」(八日)
「と◻️か」(十日)   は?








答えは、

「こ◻️り」➡️こ「お」り
「よ◻️か」➡️よ「う」か
「と◻️か」➡️と「お」か


混ざってるじゃん‼

と、なります。

「う」なの⁉️「お」なの⁉️どっちなのー⁉

大人にとっては簡単かもしれませんが、子どもにとっては大問題❗だから、「ほおれんそお」とか書いてしまうのです。

そこで、覚え方です。


「とおく」の「おおく」の「こおり」の上を
「おおきな」「おおかみ」「とお」「とおった」


(遠くの多くの氷の上を大きな狼、十、通った)


の時は、「お」あとは、大体「う」。

<問題>
1.ろ◻️か
2.ほ◻️れんそ◻️
3.こ◻️ろぎ
4.たいそ◻️
5.ほ◻️ずき










<答え>
1.ろうか
2.ほうれんそう
3.こおろぎ
4.たいそう
5.ほおずき


「こおろぎ」と「ほおずき」は、覚え方以外の言葉ですね!あんまり問題には出てこないけど。だからこそ、プリントとかで出てくると、「あれ?」って一瞬迷います。上の例で出した、「ようか」と「とおか」も。これは、2学期以降、漢字の読み仮名問題でよく出されます。紛らわしいですよね💦



1年生の国語。。。馬鹿にできませんガーン