前回の続きです ぶーぶー


ナースステーションで、ガウンとキャップを渡され、スリッバに履き替えている時に、看護師さんが、

「S先生お願いします。」と電話している声が聞こえました。



今日の移植担当は、ひょっとしてS先生パンダかしら?



今日の移植は、私のみでした。

着替えてオペ室前で待機していると、まず看護師さん登場。

しばらくすると、やはりS先生パンダが登場ビックリマーク

私、すかさず「お願いします」と声をかけましたチョキ



オペ室へ案内され、名前と生年月日確認。

左上のモニターを見ると、卵ちゃんが映し出されていました~ラブラブ


培養士さんウサギ、大きな声で

「6細胞です」

「フラグメント少々あり」 (4分割から6分割に進んだ~早い?、フラグメント気になるな~)



最初にいつもの消毒して、カテーテルを挿入。

エコーでカテーテルが見えましたが、S先生、一旦カテーテルを抜く。

もう一度カテールを入れなおして、再度エコーで確認。

卵ちゃんがキラリキラキラと光り、移植できたと実感しました~クラッカー

胚移植は、まるで、宇宙からの帰還のような物語です。

卵ちゃん、お帰りなさいと思うとウルウルしてしまいました。



今回はあえて卵のグレードは聞きませんでした。

もしグレードが悪かったら凹むし、気になるし。

グレードが良くても妊娠しない場合もあるし、

グレードが悪くても妊娠する場合もあるのですから、

小さいことでも気にしてしまう私は、むしろ知らない方がいい。

それは、自然と結果が教えてくれることだから。

卵の力を信じて待っていた方がいい。



お会計を待っている間に、私が初診時に見かけた、ご夫婦のことを思い出しました。

そのご夫婦は、時間帯で判断すると、移植が終わった後なのでしょうか?

二人でエコー写真を眺めていました。

旦那さんがとても奥さんを大事そうにしていたのが、印象的でした。

その約一ヵ月後くらいに奥さんを見かけ、お会計の時に成功報酬と思われる金額をお支払いしていたので(すみません、、、汗目に入っちゃいました)、「あぁ、この方は無事に卒業したんだー」と思い、心の中で「良かったね~ニコニコ」とエールを送っちゃいました。



最後にクリニックの玄関扉の外をゆっくりゆっくり歩いていると、

スタスタと機敏に歩く男性が。

その男性は、S先生パンダでした~!!

私、立ち止まって、「先生、ありがとうございました恋の矢

と再度お礼しました。

S先生パンダの姿を見て、なんだかホッとする私。

これが、最後から2、3番目くらいのお礼になればいいなと思いました。



クリニックを出た後は、おなかが空いたので、

ハイアットリージェンシーのカフェでご飯を食べてから帰りました。

緑を眺めながら、気分上々といった感じですアップ



帰り道は、そおっと、そおっと、おなかを大事にしながら歩き、

帰宅後は即行寝ましたぐぅぐぅ



初めての移植を無事に迎えることが出来て、

スタッフの皆様、ありがとうございました。



そして、ブログを読んでくださった皆様、

長文お付き合い、ありがとうドキドキ