昨日は海苔巻きを作りました‼️


わたしの母の実家はその昔海苔屋さんでした。


以前住んでいたご近所は、海苔屋さんが多くあります。


中でもお気に入りのお店があって、


その海苔を食卓に出すと、家族が


「うん、ここの海苔は間違いないね👍」

と舌鼓を打ちます✨


父や叔父にも送ったところとても喜んでくれました照れ





さて、本日はやはり以前書いたブログを


ご紹介します😊✨


わたしの頭の中は、那智大社さん一色w


お昼はどこで何を食べるかまだ決まっていないので


少し焦っております💦



今回ご紹介するブログは、、


「我が家は停電なり汗うさぎになります。


我が家が停電になったお話をコミカルに


書いています。


ちょうど肌寒さが残る今時の季節だったのかな…💦


ちなみにヤツ🟰うちのダンナさま笑

です


お楽しみください〜😊💖♪



ある日曜日の夕方のこと。


奴は相変わらず引きこもり中。それゆえ、我が家はいたって平和である。


わたしも娘たちも、各自部屋で思い思いの時間を過ごしていた。


願わくば、奴がこのままずっと引きこもっていてくれないかと心の底から思っていた。


そんな矢先の出来事である。


外はすっかり日も暮れて部屋の明かりをわたしはつけた。


季節は3月半ば、わたしの部屋は朝からずっとヒーターをつけっぱなしである。


だが、程なくしてそのヒーターが力ない音を立てながら突如として止まった。


それと同時に部屋の明かりもいきなり消えて真っ暗となった。わたしは一瞬固まった。


電気の使い過ぎでブレーカーが落ちたのなら、すぐにブレーカーをあげに行くが


これは奴の仕業だということをわたしはすぐに悟った。いつもなんの前触れもなく奴にこのように電気を


止められる。我が家は数年に一度停電になる。一度なんかはわたしがお風呂で髪の毛を洗っているときにブレーカーを落とされた。


それにしてもとんでもないことをたびたびする男だ。わたしの家系にはこんなことをする人種はいない。


お風呂にはいっているときは皆無防備だ。消すタイミングを少しは考えてくれと思うが、そうだった、奴には理解できるはずもない。


ちょっと、電気けさないでよ!、、、真っ暗な中にわたしの声が空しく響く。


ときに、洗面所に誰かがやってきて、出ていくときに洗面所の電気と一緒に間違ってお風呂場の電気まで消していってしまうことがあるけれど


その時は「あっ」と大きな声を出すと、洗面所から出ていった人間が、あー、ごめん、入ってたのね、、なんて言って戻ってきてつけなおしてくれたりする。


今回は当然そんなことは起こらない。やるせない気持ちで、わたしは髪の毛をゆすいだあとすぐにお風呂からでることにした。



今回の停電は奴が引きこもり中の現在、娘たちやわたしが奴がリビングに上がってこなくて困っているどころか、


笑い声などをあげて楽しそうにやっているのが恐らく気に入らないのであろう。


大体そんなところだ。そして、わたしたち、なかでもわたしを困らせたいのである。だれのおかげでこの家に住めて、御飯が食べることができているのか。


それを知らしめたいのだ。ほんとちっちゃな男である。


わたしはほかにどこが電気がとまっているか、確かめに行く。子供部屋も真っ暗だ。


階段の電気も点かない。ニ階のリビングも当然点かないだろう、、そう思って


スイッチを押すと明かりがなぜか点いた。そしてリビングに続くキッチンの明かりも。何とか御飯は食べれるか。


冷蔵庫をなんの気なしに開けてみると、電気が消えていた。信じられない。このままだとすべての食材が駄目になってしまう。


そして電子レンジも炊飯器も確認してみたがすべて電気は通っていなかった。まんまとひっかかってしまったではないか。


同じキッチンにありながら、それ以外の電気を消すというこんな巧みな技があったとは、、、。わたしは変な風に感心してしまった。


奴はきっと暖房のきいて明かりのついた部屋でぬくぬくと、今頃ざまあみろとほくそ笑んでいるにちがいない。そう思うと少し腹がたってきたが、


奴はまともなな人間ではない。同じレベルで考えるのはよそう。


わたしはとりあえずまた上に上がってトイレに入った。だがトイレの電気がつかない。ああ、ここもか。なんて卑劣なやつ。




わたしがブレーカーをあげに行くことは自体は簡単である。ただ元に戻した途端、奴は部屋からすごい形相で勢いよく現れて、何つけてんだよっ!とまた


ブレーカーを落としに来るのは過去に経験済だ。なのでそんな迂闊なことはできない。はー疲れる。


なぜこんなことしたんだ?こんなことして何になる?よく刑事ドラマで刑事が犯人にそういって諭している場面が一瞬わたしの脳裏に浮かんだ。




そろそろ本格的な夜を迎える。このままだと完全に身体が冷え切ってしまう。できれば長期戦は避けたい。


その後、わたしは奴の部屋がある一階に降りた。以前として籠城は続いている。


ついさっきトイレに行くために部屋から一度でたようだが、その後戻ってからはずっと立てこもったまま出てくる気配はない。


奴の部屋からはわたしの思ったとおり明かりが漏れている。奴の要求は一体なんなのか。


わたしは交渉にあたるべく、なるたけ奴を刺激しないように部屋の様子をうかがうのであった。



結局、その夜は奴はわたしたちの交渉には一切応じなかった。


奴の出勤する次の日の朝までわたしたちは不自由な生活を余儀なくされたのである


今回ブレーカーを落とした理由を、聞いてみたいものだが聞ける訳もない。いまもなお真相は藪の中である。