どうしてか
「きちんとがんばれる人」と見ていただけることが多いです

もっと言ったら「がんばりすぎなくらいがんばれる」みたいに見てくださるかたもいらっしゃいます



けれど

実は 私自身は、
子供の頃から…

「どうして私は、がんばりたいのにがんばれないのだろう…」と
本気で悩んでいました



中学生の頃などは特にそれが顕著で
友達とみんなで「テスト勉強、それぞれ家で3時間以上はがんばろう!」なんて約束をするのですが

そして、その時は「やる気満々」で張り切っているのですが

家に帰ると
「…まず、夕飯食べたら寝て…夜中起きたらがんばるぞ」と決めて寝る

そして夜中起きる

そうすると 
「…まだ頭がボヤッとしてるから。…そうだな…クッキーでも焼くか!」となり「夜中の1人お茶会」となり それが楽しくて 結局勉強にはひとつも手をつけず…




翌日、約束した友達にすごく怒られて
心底落ち込んだりしていました

受験勉強も、まともに着手出来ず(やればいいだけ!でもそれが出来ない…)「どうして私はこんななんだろう…?」と本気で悩みシクシク泣いていました

ある意味病気です
コントか!とも思います



部活も 、中学高校とテニス部だったけれど…練習はサボってばかりで。

それでいて応援だけは大好きで人一倍声張り上げるものだから
他校との練習試合では、コートの向こうから
「なにあのチビ!」とからかわれたりしていました(笑)



ずっとそんな感じで生きてきて

だから
「がんばるチカラのある人」のことを
心底尊敬してきたし

「がんばれない自分」が
コンプレックスとさえ言えるような時代もありました



けれど私は

「根性論」でがんばると
まず具合が悪くなってしまい

どうにもこうにも
「一定ライン」以上はがんばれないのです

今は、「それが私」と受け容れているし…

どうもこうもなく がんばる必要がある時には、ヒーヒー言いながらがんばることが出来ている自分にも気づけるようになりましたが。



ですから
「がんばりすぎてしまう」という悩みを持っていらっしゃるかたに出会うと
まず、「スゴイなぁ…尊敬するなぁ」と私は感じてしまいます

それが
「自分の身体を蝕むほどに」というレベルなら、もちろん調整は必要だろうと思うし

「どうにもこうにも苦しい」と感じていらっしゃるならば、見直しが必要な時なのでしょう



けれど
「がんばるチカラ」が持てるって

素晴らしいことですよ…!

まずは、がんばれる自分を褒めてあげてくださいね!

そして
もしも「自分不在」で
でも「止めることが出来ないがんばり」が発動しているのなら

「自分」をきちんと取り戻し

「私が」がんばりたいからがんばるのだ、という状態に戻せるといいかもしれませんね…!

「人一倍がんばれるチカラ」は、既に備わっているのですから

「がんばりどころの見直し」を図ることで、得られる満足度が格段に上がると思いますよ!

with Life MariaTree

中和田美穂