娘と映画を観ました

「美女と野獣」

あらためて
「心の美しさ」というものを
私は とにかく大切にしたいし

生涯、それを磨き続けていきたいし それに魅せられるのだ…ということを感じてまいりました




「心の美しさ」
これもまた、輪郭の大きな
抽象的な言葉ですね

私は
「完璧な完成された」状態だけを美しさとは感じていないかもしれない




20代の頃

「水に音楽を聴かせて結晶化させて形をみる実験」について書かれた本に出逢いました

その本の中で
「バッハの曲を聴かせた水の結晶」は

美しい形なのだけれど
「どこかひとつ欠けた部分がある」という結果が現れた…ということが書かれていました

モーツァルトは「完璧な形」を現したそうなのですが

私は、その結果に心震えました

私はバッハの音楽にとても心響くのです(…といっても ちっとも詳しくは語れないのですが…)




それで
その結晶の話しで
深く納得したのを覚えております

「完璧まで、あと少し…!」という その「欠け」が

私を前へ、前へ、と突き動かす

「進化したい」と思い続けていくための「まだなのだ」という感覚…

私はそこに強く惹かれます




そして
「心の美しさ」とは

私の中では

「自分に与えられたストーリー」…それは、日々の出来事 そしてその連続体である人生…
それを、どれだけ美しく読んでいくか?という

「解釈力の美しさ」だと捉えています




そしてそれは
「臭いものに蓋をして、見ないフリをして美しく解釈する」ことでも

「現実逃避して、別の解釈にすり替えて美しいものと解釈する」ことでもなくて

「あった出来事をありのまま見つめたうえで、自分に与えられたシナリオを美しく解釈する」という力です

子供の頃から
ここを磨いてきた自負があります

だから私は 自分を
とても幸せな人間だ、と言いきれるのです


with Life MariaTree

中和田美穂