GWの美術②:『冒険王・横尾忠則』@世田谷美術館 | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

GW最終日も美術館とか行こうかな・・・と考えていたところ、

ちょうどやってるよと教えてもらったので、世田谷美術館でやっている

冒険王・横尾忠則 ~初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで~

を観に行きました。


糸井重里さんが観に行って、あまりのパワーに圧倒されたということで

今「ほぼ日刊イトイ新聞」でも、「冒険王、横尾忠則。」コーナー が始まっていますね。


本当はこの展覧会を観た後、他の場所にも行こうと予定していたのですが、

予想を上回る多くの作品の展示、そしてあまりにも強烈な作品たちのもつパワーに

やられてしまい、その後は直帰するほど。


展示構成は下記。


  プロローグ ルソーの謎

  第1章 予感/選択

  第2章 旅のはじまり

  第3章 少年は冒険を好む

  第4章 冒険の時代 -横尾忠則1960~70年の仕事

  第5章 創造の冒険 -夢・コラージュ・反復・名画

  第6章 戦士の休憩

  第7章 冒険は終わらない


第4章以外はどれも最近の作品が中心で、特に

プロローグと第7章はここ1~2年ぐらいの作品でした。

私は第4章の部分を期待して普通に行ってしまったのですが、

他の部分の、特にサイズの大きい作品の力にやられてしまいました。

脳みそのいろいろな部分が刺激されるんだけど、何と言っていいやら分かりません。


各章の作品数もなかなか多くて、一つ一つ観たら4時間はかかるボリュームで、

私も第4章ぐらいまでは体力があったのですが、第5章ぐらいからパワー不足で

あんまりちゃんと覚えていないのです・・・。

そんな状況なので、ほぼ日 読むともう一度行きたくなりますね。


ルソーの絵のシリーズが青と赤の2色で描かれたものだなんて、

ほぼ日 読むまで気が付きませんでしたもん(説明書いてあったかもしれませんが忘れました・・・)。



そんなわけで、横尾忠則のパワーに圧倒されて疲れ果てた私たちは、

その夜近所の焼肉屋で、翌日からの通常の生活のためにスタミナをつけました。



6月15日まで世田谷美術館でやっていますので、気になる方はぜひ

行ってみてください・・・ただし、元気のある時に。