サスペンス映画を観て、脱力系映画を思いだす | Fruits of Serendipity

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marianneが偶然出会った「幸運の結果」。または、素敵なアレコレ(音楽,映画,本,TV,アート,Web,広告,人)への深夜に綴るラブレター。

邦画といえば、こちらも先日観に行ったのでした。



『犯人に告ぐ』

http://www.hannin.jp/


こちらはこれから公開される映画ですが、友人に試写会に誘ってもらい

一足先に観てきました。

ベストセラー小説の映画化とあって、とても面白かったです。

ハラハラしたり苦しくなったり、観終えた後はかなりグッタリするというか、

心臓には良くない感じですが。

でも、それだけ入り込める良い映画でした。

笹野高史さんがまた、良い役なんですよ。

(と言いつつも、、まだ『武士の一分』を観てない私ですが・・・。)



でも、私の中の笹野さんは『ダメジン』での”猫じじい”です。

お風呂の浴槽にコーヒーが入ってて、それを汲んできてハイドウゾと出しちゃうシーンとか、

意味が分からなくて鳥肌立ちました。

まぁ、この作品でもダメ~な主人公たちに「インドへ行け」とか言っちゃって、

それから主人公たちがインド行きをめざそうとしたり・・・となるので、

良い役と言えば良い役ですね。

ジェネオン エンタテインメント
ダメジン デラックス版

最初のほうにグロテスクなシーンが出てきたり、

そもそも佐藤隆太と緋田康人と温水洋一が、おなじ20代半ばという設定から無理があって、

友人なんかは途中で観るのをやめてしまったようですが・・・。


最初の気持ち悪いのに慣れて物語も中盤まで行くと、

みんなで旅するシーンとか、町中の人々と結託して銀行強盗するシーンとか

もう素敵にワクワクしちゃうようなことが起こって、

なぜだか最後には感動してしまうという三木ワールド の醍醐味が味わえますのに。


『時効警察』が気に入った人にはぜひ他の三木作品も観ていただきたいですが、

『ダメジン』から入るとダークなようなので、とりあえず『亀は意外と速く泳ぐ』から

ご覧いただくとよいと思います。

ジェネオン エンタテインメント
亀は意外と速く泳ぐ デラックス版

こっちは主役の上野樹里ちゃんが可愛いし、

なにより最近の私のアイドル蒼井優ちゃんのブットビ具合も凄く可愛いので、

ヘンテコだけど観やすい仕上がりになっております。


「あずきパンダちゃ~ん」や「そこそこラーメン」などの小ネタの面白さもさることながら、

スパイ夫婦(岩松了×ふせえり)のラブラブ具合にジ~ンときちゃったり、

本当に可愛くて面白くて、大好きです。


三木さんといえば、そろそろ『転々 』が公開ですね。

またこちらも岩松さん・ふせさん・笹野さん出てるようですね!

こりゃまた、楽しみですね~。