この時期になると、かつてはレザーブーツを新調し胸をときめかせながら脚を入れてはため息を吐き、恍惚となって居たものでした。

ブーツに限らず革好きを公言して久しいが、最近はと言うと私生活では動き易さや手入れの容易さばかり重視するようになり、要はすっかり横着に成り下がったワタクシ。

(それでもフェイクレザーなんてもんには絶対手を出さないけど。あれは劣化が酷くてまさに安かろう悪かろうのお手本)

 

しかしここ数日、ワタクシの中であるブームが再熱しつつあるのだ。

レザーより余程扱い辛い其奴・・・

 

ラテックスラバーでござんす🐼

 

そこそこ歴の長い胞子達なら、この写真を覚えて居られるかと思う。

リキッドルームで単独実演会を行った時のもの。

2014年の夏なので、5年以上前になる。もうそんなに経つのね・・・

この頃のワタクシはフェティッシュ熱がピークに達して居り、当時神戸でラバー衣装のオーダーメイドを行なって居た業者さんにお願いして此方のキャットスーツを製作して頂いたのである。

それまではエナメルのキャットスーツを愛用して居り、キネマ倶楽部のステージで着たりもしたわ。

どちらにしても、身体にピッタリフィットするデザインであるのは変わらないのだけど

ラバーに比べたらエナメルの方が余程ラク。着用する過程も、着てからも。脱いだ後のお手入れも・・・

それはもう、雲泥の差なのでございます。

そんな厄介なラバーを、アンコールの拍手が鳴る中舞台袖でスタッフ2〜3人がかりで死に物狂いでスピード着用した訳。

ラバーと言ってもこの手のスチュームは非常に薄手のもので作られて居るので、焦って爪でも立てようものなら忽ち裂けて使い物にならなくなってしまうのです。

今思うと、随分な冒険したもんだわ。

 

ま、キノコホテルってワタクシの無茶な冒険の歴史そのものなんですけど。

 

 

通気性皆無のラバーを着て居ると、「暖かそう」もしくは「暑そう」なんて言われるのですが

着てしまうとあっという間に体温が奪われて行くので、脱いだ時は身体がすっかり冷えて居り、油断すると風邪引いたりするのよね。

ま、地肌に直接着なきゃ良いだけなんだけど、やはり肌に張り付いて皮膚呼吸を我慢させられるあの感じが堪りませんのよね。

 

大丈夫か?M女みたいな事言って居るけど。

まあ何と言うか、分かり易くオンオフ出来る素材、それがラテックスラバーなのでございます。

何よりあの匂いが堪らない。

 

(解らない方に説明しよう。

避妊具と同じ匂いです)

 

 

そんなラバーが再び恋しくなり、久々にキャットスーツを引っ張り出して着てみたら。

あら、着れるじゃない・:*+.\(( °ω° ))/.:+

5年前より明らかに体重増えて居るのに、問題なく。

ま、其処はゴムですからね。優しさ・・・

 

興奮して、ここ数日で何着かオーダーしてしまいましたので、来年はまたラバーの年になりそうです。

肋骨の人体実験で着たら良いような気がして居る。

うん、そうしよう、、、(未だ次回予定無いですけど)

 

肋骨を、ラテックス臭まみれにしてやる!!!!

 

 

以上、単なる趣味のお話でした。

 

 

ではまた

ご機嫌よう。