春は、あけぼの。
ご機嫌如何。
3日前より始まった録音作業は今のところ順調に進行中。
今回は是迄のやり方を完全に捨ててある意味1から、否、ゼロからのスタートと言っても良いくらい新しい事だらけ。目からオロオロと落ちまくる鱗たちよ・・・
最早新人でも無く中堅と呼ばれるには成果が乏し過ぎる13年目なれど(全く、ゲロ出そう)気持ちも頭も柔らかく次のアルバムに没頭する日々。
何だかそれって
結構幸せかも知れない🐼
キノコホテル史上最高傑作になる事120%確定の素晴らしい作品はこのまま順調に行けば6月下旬に世に出る運びとなり、既に詳細が明らかになり始めて居る全国ツアーが敢行される模様。
続報を待たれよ。
さて昨日、作業はお休み。
と云ってもワタクシが自宅で片付けるべき仕事は山のようにございますの。
一先ず一日のノルマをクリア(今回アルバムの準備にひたすら労力と時間を割いたのをきっかけに、毎日その日やるべき事を決めて実行する習慣が付きつつあるの、恐ろしい事に。人間って幾つになっても進化するって事です)したワタクシは、ディナーを済ませた後新宿へ。
そう、此方を観賞しに・・・。
基本的に人気漫画に乗っかっただけの映画なんぞ映画に非ず、と醒めた目で観て居るワタクシなのだが今回は居ても立っても居られず。
敬虔なる胞子諸君ならば、ワタクシが少女期より魔夜峰央ファンである事はご存知かと思う。
昨年は「パタリロ!」連載40周年イヤーで、丁度一年くらい前に上演された舞台を観に行った事を当時の業務日誌に綴って居る訳なんだけど。
以下、そこからの引用。
>今秋、同じキャストで何と実写映画にもなるそうな。
アニメや漫画の実写なんか、映画とは認めない派だけど、
まあ観に行くんだろうと思う、どうせ。
そうなの、「パタリロ!」の映画の方が先だった筈なの。
しかし諸般の事情により2018年中の公開は叶わなかったのである。
だからって訳では無いだろうが、其処行く⁉︎と思わず目を剥いたトンたま実写化。
予告編やバラエティー番組等でのプロモーションを何度目にしても、正直ワタクシはピンと来なかった。
まず、百美を演じるのが女性だと云うのが受け入れられなかったですし。
おいキャスティングの奴、魔夜峰央ワールド解ってんのかよ。とモヤつきながらも
一応ファンを自認する身としてジャッジは観てからに致しましょうと。
文句言いながらも観る気満々丸だった訳。
結果として、3話しか描かれなかった未完結の原作を良くぞ此処まで馬鹿馬鹿しく引き延ばしてくれたものだと。
満席の劇場の最後尾席(四方を人に囲まれるのがどうも苦手な為、自分で席を選べる映画は基本的に一番後ろで観る)でビール飲みながらケタケタ笑い続ける自分が居りましたとさ。
仔細に渡って書き連ねたいところだが我を忘れてしまいそうなので止めておく。
エキストラをこれでもかと使って実在の人物や企業までおちょくり倒す清々しさ、今自分が抱えて居るあれやこれやが一瞬でどうでも良くなるくらいの破壊力。
振り切る事の美学って言うのかしら。
其処には魔夜イズムが燦然と輝いておりました。(ご本人も家族ぐるみでご出演)
まさか、魔夜峰央ファンを公言する際に俄では無い事を強調したくなる時代が平成も終わるこのタイミングで訪れるとは、本当に意味が解らない。
其処に止めを刺すように、延期になって居た映画「パタリロ!」の年内公開が決まったと言うのですから遂に日本も常春の国になってしまったのかと・・・。
キノコホテルもいつか、本人すら忘れた頃に一大旋風巻き起こしたりしないかしら。
あ、出来ればワタクシが生きて居るうちにお願い。
さて、就寝致すか。
ではまた
ご機嫌よう。