全く、我ながら絶妙なツアータイトルを付けたものだわ。
昨秋キネマ倶楽部にて発表された赤坂BLITZ公演だが、開催を決めたのは夏前。
つまり今から丁度一年前位。
思い返せば、ワタクシにとってそこからの日々は、2017年6月24日までのカウントダウンでしかなかったと云っても過言では無い訳。
秋ツアー、年が明けて大魔境の製作、海外遠征、その他の各地実演会。
全てに全力を注ぎながらも、心の何処かで常にBLITZを意識して居た気がするわ。
それこそ、プライベートでのんびり寛いでいる時でさえも。
4月あたりから、舞台監督や照明、制作スタッフ達と会って打ち合わせを重ね、
ワタクシの、時に無茶な要望を出来るだけ叶えようと協力してくれる彼らの知恵や力をお貸りしながら演出や全体の流れを考えて、ゲストの紫ベビードールに出演を打診して、彼女達とも練習を重ね・・・
まあこう書くと頗る普通の事ではあるけれど、正直こんなに大掛かりな(当社比)催しのプランニングを、そっちに関してはてんで素人のワタクシがいつものように行なって良いものか?
なんて思ったりもしたわ。
でも結果的にはそれで良かったと思って居るの。
脇で支えてくれるスタッフ達の頼もしさ、紫ベビードールの皆のプロ根性(振り付けなどほぼお任せ出来たので非常に有り難かった)ゲストピアニストのおけいサマの安定感、等々に助けられて好きなように伸び伸びと歌い弾き、詰めかけた胞子達と向き合いながら、大勢の力でこの特別な夜を作り上げたのだと云う達成感にグッと来る瞬間が何度もあったし、それはステージを降りてから今でも続いて居る。
そう、それこそ、ワタクシがこの公演に求めて居たもの。
貴方達にもそれは伝わったんじゃないかしら。
何とこの日はスチールカメラマンだけで4名入って居り、そこだけはいっぱしの大物ミュージシャンさながらだった訳だけども、その分良い写真が沢山撮れたので少しだけ見せて差し上げるわ。
ほんと、有り難い時代よね。来なかった輩もこうやって直ぐに色々見れるんだから。
ステージのバックに掲げられた電飾付きシンボルマーク。
確か直径2メートル以上はあったかと。あん、おっきぃ・・・
フロアを押し分けて登場。
「神輿に乗りたい」だの色々我侭を言った結果こんな感じに落ち着いたの図。
【写真:大参久人】
紫ベビードール登場。普段は皆様それぞれ決まったカラーのウィッグでステージに立つところを、今回はお願いして特別に黒髪仕様にして頂いた。
時にキュート、時にセクシーなキレッキレの舞。
こればかりは客席で観たかったわよ・・・。
ちょっとだけよ、どころの騒ぎじゃないつの・・・
大きいサイズで見たい?じゃあ課金しなさいよ。
お召しかえ其の壱。
このドレス、大昔に一度と或るステージで着たのだけど覚えてる人居るかしら?
居ないだろーな。
ジュリ島さんはアップライトにお持ち替え。
おけいサマのピアノ。紫のスーツ!!お耽美。
お召しかえ其の弐、から色々な楽器で遊んじゃうぞの図。
宴もたけなわ。
アンコールでヴァージョンアップ。
ほーんと、何でも似合っちゃうわねワタクシって。
初代赤ミリ登場。ダンサー陣も同色の衣装で。全米も泣くレベルのフィナーレ。
【写真:谷口雄太(記名無し全て)】
毎回千秋楽の後は、肩の荷が下りた気分の方がどちらかと云うと多いのだが、
今回はもう本当に最初から最後まで自分自身が楽しくて、明日も明後日もまた演りたい!って終演後もビール片手にずっと言って居た気がする。
名古屋に始まり、大阪、東京を嵐のように駆け巡った「飼い慣らされない女たち」
逢いに来てくれた皆様、改めてどうも有難う。
秋には、今回行けなかった地域に殴り込みに行くから前売買って待ってなさい。
ではまた、
ご機嫌よう。
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