台湾遠征から帰国し10日後の4月29日。
今度は政府主催のイベントに招聘されてマカオへ飛んだ一行。
いわゆる大型連休初日にマカオだなんて、何処の道楽者だっつーの。
夕刻出発の便に乗り込み、ファーストクラスで悠然と寛ぐいかにも金持ってそうなオジさん&寄り添うホステス風の若い女を横目に見つつ、出発。
ビールを飲み、爆睡する事約4時間半。
空港に迎えに来てくれた車でホテルへ。
途中幾つかド派手なホテルに目を奪われるも、イメージして居たギンギラギンな街並とはチト違うような...。
そう、ワタクシ、マカオについては何の予備知識も無かったんですの。
マカオを構成する3つのエリアのうち我々が滞在するのはタイパと云うエリアで、車で橋を渡った向こうにあるマカオ半島がいわゆる昔ながらのド派手なマカオって訳らしい。
おベンキョになりますこと。
ホテルにはほぼ必ずと言っていい程カジノが付いており、我々のホテルも例外ではなく。
でもカジノにはまーったく興味無いのよね、ワタクシ。
取り敢えず近所で食事してお酒を飲み、24時間営業の大きなスーパーへ。
空港で両替した香港ドルは、おつりがパタカで帰って来たりと至って適当。
香港ドルは円に戻せるがパタカはそれが出来ないって言う。
存在意義を問いたくなるパタカ。地元の人間は、そんなん知ったこっちゃ無いぜとでも言わんばかりにパタカを返して来るので、否が応でも金遣いが荒くなる。
そう云う策略ね!?
2泊3日とは云え、明日のフェスに出演したら明後日の午前中の便で帰国する段取り。
ゆっくり過ごせた台湾に比べると遊ぶ時間なんて全く無いわねえ。
などと考えながら時計を見ればとっくに日付が変わって居る。
明日は朝からフェス会場の浜辺でサウンドチェックだと言うし、寝酒飲みつつ休むと致しましょうか。
この時はまだ、翌日起きる珍事の事など誰も知る由は無かったのであった。
続く・・・