2024年6月26日(水)13時公演。
大劇場で宙組公演「Le Grand Escalierール・グラン・エスカリエー」を観劇して参りました。
上演2日の幻のお披露目作品は観られませんでしたので、ほぼ1年振りの宙組さん。
東京公演のチケットも取れてはいるのですが、友人に誘われて矢も楯もたまらず遠征を
6月20日から30日までとお試し公演のように短い公演期間ではありますが、組子の輝き、一年の研鑽がわかる舞台クオリティの高さ、大好きな下級生(103期生亜音有星くん)の元気な姿を見られた喜び…に圧倒され陶酔した120分でした
お席は19列目ドセンでとても見やすくて…
(友よありがとう
)
なのに目はついつい360度可愛い🩷贔屓を追ってしまうという…
宙組、グランエスカリエ、
タカラヅカスペシャルみたい！との前評判通り…
宝塚の名曲メドレーで思い出が蘇り…いや、セットやお衣装が豪華な分、それを上回る見応え聞き応えのある素敵なステージでした
一番の驚きはトップ娘役102期生の春乃さくらちゃん
楚々としたスラリと控えめな娘役さん、というイメージでしたが、ゴージャス✨
真ん中力あり
特に探検者キキちゃん(芹香斗亜93期トップスター)が鷹斗千空さん(101期4番手)の蛇に誘惑されて花に出会う場面のさくらちゃんの妖艶で滑らかなボディラインの美しさには息を呑みました
しかし、宙組生、1年のブランクをブランクにせず、トップコンビから2番手ずんちゃん(桜木みなと95期)、3番手るかぜくん(瑠風輝98期)、4番手鷹斗千空くん、5番手風色日向くん(102期)までが最後のパレード黒い肩羽根付きでソロあり。皆歌上手で破綻なし。ここまでがバウ主演経験者。
亜音くんは基本、新公主演1回の大路りせちゃん(105期)、泉堂成くん(105期)と3コイチ。
グイグイくる成くんと良い表情をしていると言われるりせちゃんにはさまれてのセンターにいますが、本人は，至って自然体のおっとりさんなので、頑張れ〜抜かれるな〜と早速保護者モードに
それにしましても、「PAGAD」を観ていないわたくし、キキちゃん体制の宙組観るのお初でしたが、宙組らしく、皆スラリと長身で、歌が上手くで本当に素敵💓
何度でも観たいショーだなあと
最初のキキちゃんセンターでトリコロール🇫🇷の布に覆われた大階段が引き抜きでそのカラーの燕尾を着た男役に変わるオープニングから愛未サラちゃん(今まで歌姫イメージがなかったから驚き。お稽古頑張ったのね…
)のエトワールからのパレードまで、ゴージャスなセットとお衣装に彩られた齋藤(吉正)先生の本気を感じたお見事なショーでした
プログラムを見ると、歌唱指導に元雪・星トップ娘役の月影瞳さん、振付助手に元月組トップ娘役の蒼乃夕妃さんのクレジットを見て胸アツ
OGのサポートもありがたいですし、きっと事件の重みや他組の同期と比べて舞台に立てない日々を苦しく思う日々が続いていたであろう彼女たちの舞台に立てる喜びを感じて色々な意味で心に響く観劇でした
お写真は観劇後訪れた「宝塚の殿堂」に唯一展示されていた前回公演のショー「Sky Fantasy」のお衣装
本来でしたら前回の宙組公演作品の展示のはずがそうも行かず
基本は100周年の宝塚，特集で、それはそれで懐かしくて良かったのですが。
お披露目公演のトップコンビ用のお衣装らしくゴージャスでお二人に似合いそうな素敵なお衣装で。
このお披露目公演に心をこめて準備された全ての方々にとって、本当に残念なことだったなと改めて感じたことでした