2024年6月3日(月)12時から約3時間、
東京建物ブリリアホールにて、
「ベルサイユのばら50」を観て参りました
ピンク色の小公女たちの「ご覧なさい」から始まるオープニング。
初演ベルばらに憧れて入団の第一世代、日向薫さん紫苑ゆうさん、麻路さきさん、安寿ミラさんのトークがまず爆笑
シメさん(紫苑ゆう)のご同期が20名ご観劇で爆音拍手👏
シメさんが恐縮されてましたが、幕に入った瞬間号泣されていたと暴露されたり最初から温かい雰囲気で
第二世代の水夏希さん、朝海ひかるさん、湖月わたるさんのトークもダンサー3人ならではのツボな振りを実践してくださって、ああわかるーとなったり
そしておまちかねの扮装つきダイジェストは、
オスカル編とフェルゼン編を上手く繋いで。
オスカルの死で一度幕。
フェルゼンと王妃の後半から再開,という構成。
通い詰めた100周年のベルばらオスカル凰稀かなめさんはスタイル変わらず、少し高くなったお声も更なるお芝居の緩急の上手さで却って魅力的に
最初の内は、お顔の輪郭に10年の歳月がほのかに感じられるかな?とも思いましたが、物語が進むにつれ目がキラキラ輝きドンドン若返るのが驚きで
そして、アンドレカイちゃん!(七海ひろき)
流石先週まで「サイボーグ009」の舞台で主役を張っていた現役感たるや
現役時代アンドレ未経験とは信じられないほどハマっていました
173cm超絶スタイルのお二人の並びは当にカストルとポルックス
星奈優里さんアントワネットと和央ようかさんフェルゼンも麗しかった。
和央さん、灼けた肌を活かした?ツヤ肌メイクで、お顔がパーンとした丸顔でいらしたけれど、長身の迫力あるスタイルは健在。
というか、出演者の皆様、どうやって退団後も美とスタイルと歌・ダンス力をキープされているのか…驚異的ですらあります
ジェローデル愛ちゃん(愛月ひかる).アラン翔ちゃん(彩凪翔)もハマり役。
しかし、原作では凛々しいオスカルが宝塚版では女々しくなるとの問題点はセリフ回しの工夫(かなめちゃんgood job)でかなり回避されていましたが、漫画ではどこまでも紳士的なジェローデルが上司でレディなオスカルをいきなり平手打ち、は頂けない💦これは愛ちゃんと言えどもどうしようもないことではありますが💦
ブイエ将軍に光月るうさん。
るうさんが歴代の若手(と言われるタイミングでやめた)男役さんに混じってバリバリ衛兵隊やシトワイヤンで踊っていて二度見しましたけどシトワイヤン率いてセンターで歌うシーンもあって、ギャツビーの「神の目」を思い出すなど
他にも、チギちゃん時代の雪組のダンサー娘役として名を馳せた笙乃千桜ちゃんがバリバリ踊っていたり、水さん時代の雪組の綺麗な男役ダンサー真波そらちゃんがいたり、宙組の美月悠さん、実羚淳さん、七生真希さん、留依蒔世さんがいたり。89期雪組スターの蓮城まことさん、95期歌姫枠の晴音アキちゃんはベルナールとロザリー
シュテファン人形とともに未沙のえるさんのメルシー伯爵が観られたのも貴重な機会で。
わーお久しぶりじっくり観たい!と思える方がてんこ盛りで目が足りなさ過ぎました
最後のフィナーレナンバーは、かなめちゃんのバラ🌹タン、愛の柩、ボレロなどなど、怒涛のお歌とダンスで見応えたっぷり。
星奈さんと、湖月さんのボレロ、星奈さんが反る振りで僅かにバランスが崩れようとした瞬間湖月さんがすかさずひきあげたのかっこよすぎて
終わった瞬間ブラボー飛んでました
追悼コーナーでの羽山先生振付による黒燕尾は壮観
和央さんセンターに男役ズラリでパッパッバッと音に合わせて黒燕尾の白シャツ部分が列ごとに向きを変える様が美しくて…
マイティ(水美舞斗)とかちゃ(凪七瑠海)が対称のポジだったのだけど、キリリと緊張感あるマイティと、嬉しすぎて白い歯がこぼれるかちゃが対照的で、ああ、かちゃ今最高に幸せなのだろうな…とこちらまで嬉しくなりました
現役時代は何故かチャンスが巡って来なかった103期首席の花束ゆめちゃんによるたっぷり聞かせるエトワールもお見事で、最後のお手振り、かなめちゃんがアクア5時代のトップさんだった水さんのお隣でグッときました
群舞で今度月組に特出するマイティのお隣がるうさんで、マイティ、るうさんから月組情報たくさん仕入れてから行けるから、馴染みやすいかも…と思いましたり
なんかもう、目と耳と心の忙し過ぎる3時間でした
他のキャストだとどんな雰囲気なのかしら…と一度観ると配役表見ただけで妄想膨らみますね
宝塚愛❤️に満ちた空間に満たされました