https://www.youtube.com/watch?v=St9AoQZr3-k
まず、無愛想、そして、とても不親切。まるで、ただ働きでもさせられているかのように、
「やってあげてる」感をぷんぷん漂わせ、やる気もないから、なにかと理屈をつけて、
追い返そうという態度。ここで、そうですか、と引き下がると後味が悪いので、こちらも、
お役所等に足を運ぶときは、対戦モードで気持ちを準備してから行かなくてはいけません。
準備せずふらふらっと出かけて行くと、思わずパンチを食らってダウンしまうイメージです。
そして、これは、アメリカに限らず、どうやら世界標準のようです。
大陸ヨーロッパから南米、アジアまで、大体こんな対応が普通みたいです。
日本(とイギリス)のお役所の親切さは、世界でも稀なようです。
(注:日本でも入国管理局を除きます、入管は時にとても外国風、不親切です。)
友達に良く、「あなたは日本から来ているから、(こういった不親切な対応は)、
慣れてなくて大変でしょう。」と言われる事があります。
お役所は関しては正にその通り。必要な書類の事、注意事項、前もって教えてくれれば、
何回も足を運ばずにすむのに、その瞬間にならないと何も教えてくれないから、
毎回「これがない」「あれがない」で、何度も足を運ぶ事になりかねません。
知らない事も多いから、親切に教えて欲しいし、教えてくれないと困ってしまうので、
そんな時、日本のお役所が恋しくなることがあります。
そして、日本の一般企業のサービスの良さ、能率の良さ、親切さは更にその上を行きます。
ネット商品が翌日届く、夜遅くでも配達してくれる、お店も深夜営業、休日祭日営業、
仕事は速くて正確、「お客様は神様」をモットーに、とても親切、丁重に対応してくれる。
「日本のサービスは世界一」の評判に間違いなしと、太鼓判を押して良いでしょう。
ただ、ここで、気を付けなくてはいけないのが、これは「give and take」だということ。
こういったサービスを利用するだけ利用して終わり、つまり、常に相手から効率性、
親切、丁寧な姿勢を求めるだけなら良いですが、そうはいかず、逆に相手から自分に
要求されている事でもある、という事です。そして、これは労働の場に限らず、
学校、地域、自治体、といったあらゆる社会の場でも同じです。
この社会で歯車になって生活して行く以上、この効率性、労働、勤勉、努力は、
個人一人一人に求められている物であり、自分だけ免除されるわけにはいきません。
つまり、夜遅くまで営業、配達という事は、自分も夜遅くまで残業がある、ということ。
「お客様が神様」と言う対応をされるという事は、自分も仕事場では、
自分に落ち度がなくても、お客様に平謝りしなくてはならない、ということ。
サービス(仕事)が例外なく速くて正確であるべき、ということは、
自分が仕事上少しでもミスをすると、厳しい目で見られるという事。
自分が夜の10時まで働かなくてはいけなくなった時、
大雪で交通機関が麻痺しても、会社に遅刻しない為に、
いつもより2時間早く、家を出なくてはいけなくなった時、
自分に落ち度がなくても、過剰なまでに客に平謝りしなくてはいけない時、
休日出勤で、子供の運動会に参加出来ず、子供に悲しい思いをさせた時、
これは、このお陰で「ネットショップ商品が一日で届く」んだから、
このお陰で、「日曜日も祭日もお店が開いていて便利」なんだから、
このお陰で「1年に1回かけるかかけないかのカスタマーサービスへの電話が
すぐに繋がる」んだから、まぁ犠牲にしても仕方がないでしょう、と、
思える人が一体何人いるでしょうか。
それだったら、ネット商品の配達に3日かかっても構わない、
ちょっと店員の対応が乱雑で、役に立たなくても構わない、
だから、自分も休日出勤はしたくない、サービス残業はしたくない、
休日や夜は会社の上司ではなく家族と過ごしたい、
電車が遅れて遅刻しても、とがめないで欲しい、
と思う人の方が多いのではないでしょうか。
なぜなら、それが、社会に大切なhumanity(人間性)だから。
「世界一のサービスが受けられる、でも地獄の労働状況」か
「サービスはそこそこ、でも人間性のある労働環境が与えられる」
どちらを選ぶか、と、チョイスを与えられた時、
私だったら、迷わず「世界一のサービス」を切り捨てます。
皆様は、どうでしょう。