私自身のブログがアメリカ、英語関係のせいか、
英語関係のブログの宣伝がたくさん私のホームページに現れます。
最近よく見かけるのが、「1日1フレーズ英会話ブログ」。
タイトルをみてしまうと、ちょっと覗きたくなるから不思議なものです。
ちらっと覗いただけなので、事の善し悪しをあれこれ言えませんが、
これは要注意、と思った点がひとつあります。
それは、「スラング(slang: 俗語)」。
ネイティブの英語レッスンに良くありがちです。
いつも堅い英語ばかりではなく、たまには、流行のいい方、若者の言葉、
などをその日の気分でレッスンしようと思うは、分からなくもないですが。
しかし、これは要注意です。
言葉、特にスラングは、それを使う人物のパーソナリティー(キャラ)
をあらわします。それは、日本語でも同じ事。
「まじ、何何〜」「ちょーむかつくー」等と言った言葉が「ギャル」と
結びつけられるのと同じように、また、英語のスラングにもそれぞれ、
その言葉、話し方からイメージされるモデルが存在しています。
その話し方が、自分のキャラにあっているか、自分の英語レベルに合っているか、
またそのスラングの社会的意味、背景を理解しているか、そして、
それが会話の文脈に合っているか、全てをクリアして初めて使えるものです。
なにも、スラングを教えるブログ、人々を批判しているわけではありません。
こういったブログの筆者、日本に滞在する、いわゆる”外国人”、
どの様な理由があれ、このように外国語、文化を日本で広めようとする行動は、
文化的鎖国された日本に爽やかな風を吹き込んでくれる貴重な存在だと
私は思っていますので、これからもどんどん多くの人に頑張って欲しいと思います。
ただ、私が言いたいのは、教えられたもの、与えられたものを受け取る側にも
責任があるという事を、理解する事が必要であるという事です。
日本人は、何もかも、よく「鵜呑み」する傾向があるのは明らかな事実です。
「疑う」ことが良い事ではありませんが、残念ながら、21世紀の世界標準では、
時に必要不可欠です。英語ではcritical thinkingと言って、与えられた情報、
アイデアを鵜呑みにせず、まず分析、そして情報収集、経験等をまじえて、
熟考の末結果を出す、という素質は人間として高く評価されるスキルの一つです。
実際に見かけた俗語の例を挙げてみたいと思います。
1.「というか、ってかんじ」の意味で Ya know what I'm saying?
↓
これが、実際どのように使われている/イメージされているかと言うと。。。
2.Ya know what I'm saying? が大西洋を渡ると
D'you know what I mean? になります。
40秒位から連発するのがお分かり頂ければ。
↓
3.まじで?の意味で「say what?」
↓
スラングを使うという事は、こんな風に言葉に結びついたイメージが
もれなくついて来るという事です。そういうキャラの人なんだ、と
解釈される事をご理解下さい。もちろん、そのキャラでいきたい人は、
どんどん使って言い訳なのですが...。