Engrishー英語を学ぶ全ての人へ | 海外生活 時事と常識

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英語を学ぶ時、日本人にとって、どの部分が一番難しいでしょう。

もちろん、発音、スピード、単語、等々いろいろあると思いますが、

一番は、同意語の語彙を使い分ける事、ではないでしょうか。

英語は類義語が(synonyms)が非常に多い言語です。

しかし、意味が似ているからと言っても、全ての状況において

単語を自由に置き換えられるわけではありません。

 

状況にあった、適切な語彙、適切な言い回し、適切な表現、適切な口調で、

あった出来事を正確に描写、説明する事、自分の意見を明瞭に陳述する事。

 

これは、何も英語を外国語とする人にだけではなく

英語を母国語とする人にも難易度の高い、大切なスキルです。

イギリスの小学校では、小さな頃から特に重視される項目の一つで

「(importance of) being articulate」という表現を使います。

 

では、being articulateとは、具体的にどんな事か、例を使って説明しましょう。

 

イギリスの英国放送協会(BBC)をご存知でしょうか。

いわゆる、イギリスのNHKとでも言いましょうか。

このテレビ局に子供向けのチャンネルCbeebies(シービービーズ)

というものがあります。このCbeebiesの人気番組の一つに

MR MAKER(ミスターメーカー)という番組があります。

日本の教育テレビの工作の番組「のっぽさん」と同じような内容で、

工作お兄さんのMr Makerが工作しながら手順を説明してくれるのですが、

その言語の正確さ(articurate)は素晴らしく、子供が観ている間、

家事をしながら画面を見ずに耳で聞いているだけでも、

今、一体画面で何が起こっているか、Mr Maker が今何をどうしているか、

はっきり目の前に浮かぶ程、誤解のしようのない、正確で明瞭な語彙、言い回しで

説明してくれるのには、本当に驚き、これがまさに「articulate」と実感しました。

 

英語圏(特にイギリス)ではこのスキルはとても重要視されています。

ここで、教育がある、ない、が判断されると言っても過言ではない程で、

それだけに、それが出来ないと、自動的におつむの程度を測られるだけに、

英語をしゃべるものにとっては、言葉を操る事は、とても大切な事なのです。

 

そして、それは日本人やヨーロッパ以外に起源を持つ言語を話す人にとって

更に高い壁となり立ちはだかるのです。(続く)