行ってまいりました、キャンプ。

人生初キャンプ。

 

地球を感じながら、草の上で寝る(with虫)ことが

果たしてできるのだろうかと心配だらけの私。

 

逆に、憧れのキャンプに胸を躍らせている息子。

 

荷物をまとめ、早朝出発に備える。

一緒に行くキャンパーの皆さんから、食べ物と飲み物を持ってきてと頼まれた。

任しておいてくれ。

しかし、この大荷物を一体何に収納すればいいんだ?

 

バックパッカーみたいな巨大リュックは持っていない。

ググってみても、みんなそのまま車に突っ込むスタイル。

 

でも心配性の私は虫除けやら虫刺されクリームやら虫スプレーなど

虫に関連するものが細々としたものが大量にある。

それにどれだけ寒いからわからないから毛布も持って行こう。

コートはジャケットを二枚、暑い時のためにTシャツも。

 

とんでもない量の荷物になってしまった。

 

これは1週間ハワイ旅行レベルの荷物。

 

やっぱりここはスーツケースでしょ、と

大きなスーツケースを広げ収納する。

スーツケースには毛布や衣類がすっぽりと入った。

あと寝袋やマットレス、食料は車に乗せよう。

タオルも念のためいっぱい持って行こう。

 

 

キャンプ場に着く。

 

自然の中でテントを広げ(初体験)、

見よう見まねで準備をする。

 

 

車からスーツケースを取り出し・・・・

あれ?

 

誰もスーツケースの人なんていない。

 

一人海外旅行気分である。

草むらの中で、スーツケースのタイヤが悲鳴を上げている。

私はここは通れません、と言わんばかりに

スーツケースの進みが悪い。

 

たくさんのキャンパー達は大きな袋を持って

テント場に移動しているのに

私一人スーツケース。

しかも巨大。

 

 

 

ガラガラガラガラガラガラガラ

 

 

 

 

自然の中でスーツケースの音がこだまする。

 

めちゃくちゃ恥ずかしい。

 

視線を感じる。

 

全身キャンプルックで揃えたのに

初心者丸出しもいいとこだ。

 

 

そんなこんなでキャンプ場でスーツケースを封印し

メインテントでみんなでお昼ご飯。

 

持ち物は食べ物・飲み物だけでいいよ

と言われた私は

意気揚々と保冷バッグを取り出す。

 

しかし様子がおかしい。

 

みんなのバッグからはコンロやキッチン用品が出てくるではないか。

包丁・まな板・調味料・コンロ

まるで家の中である。

 

 

マジでやばいと思った。

 

 

なぜなら、

 

自信満々に持ってきた保冷バックの中に入っているのは

 

 

一平ちゃんのカップ焼きそば

 

 

調味料もへったくれもない。

キャンプってそういうもんじゃないん?

 

完全にしくった。

 

みんなに大爆笑された。

 

そして、皆さんの保冷バッグから出てくる

素敵なお料理の数々を眺め、

作ってくださったものをいただく。

 

私は子供のようにお皿を持って

横に座る。

 

神山は学びました。

キャンプとはこういうものなのかと。

 

先生、一つしか頼まれなかったに

それさえできませんでした。

 

 

しかし、

ディーンも私も

初めての体験がとても楽しかった。

 

キッチンで料理したり(見てただけ)

寝袋で寝たり(寒すぎてヒーター借りた)

火を焚いたり(焚いてもらった)

新鮮な空気の中でコーヒーを飲んだり(分けてもらった)

 

 

申し訳ないくらい皆さんにお世話になりましたが

たくさん笑って、たくさん食べて

自然の中で遊んで

幸せな時間だったよ。

 

ディーンはすっかりキャンプにハマってしまって、

マミーはテントを買うためにリサーチをしています。

 

一緒に行ったキャンパーの皆さんみたいに

スマートにキャンプを楽しめるようになりたいな。

コンロだっていつか買おう。

 

あっという間に

楽しい時間は終わり、

おうちに帰宅。

 

 

保冷バッグを開き、

誰も手をつけなかった

一平ちゃんの焼きそばを食べる。

 

やっぱ美味しいな。

 

絶対キャンプ場で食べたらもっと美味しいと思うんだよね。

 

次も諦めずに持って行こうっと。