新型コロナウィルスは
人類に対して
選択すべき道筋を
荒々しいスピードで
暴露し始めています。
アフターコロナの世界は
本質的なものだけが
生き残る世界です。
足るを知り
現実を素直に受け止め
思いやりを持って
真摯に向き合う人達だけが
助け合い生き抜ける
世の中に変わっていきます。
愛護のあり方も然り。
私たち人間は
動物に対しての
大きな矛盾を
生まれながらに
抱え続けています。
彼らの命
あってこその
人間の命。
新型コロナの台頭で
ワクチンの開発が
急がれていますが
それすら動物の命を
元手にしていることを
私達は忘れては
いけないのです。
本当の意味で
私達人間が出来ることは
全ての命に感謝して
その命を真摯に預かり
絶対に無駄にしないこと。
今、私達人類は
目に見えない
未知でミクロの
コロナウィルスにより
無自覚なうちに
多大な代償を払い
圧倒的な
自然の摂理の中で
パラダイムシフトという
価値観変容の波に
飲み込まれつつあります。
この世界的な
災厄の中で
問われているのは
ただ一つ。
一人一人の
人としての質。
そうした
大きな視点で見た時
愛護においても
犬猫達を本当の意味で
救い守るために必要なのは
法律やシェルターといった
システム以前の
人々の心根ということ。
動物達にとって
人々の家庭が
最後の砦。
目の前の命を
助けることに
異論はありません。
ただ、愛護の推進が
犬猫達のためのみならず
それがひいては人間社会の
質の向上に繋がるという観点から
彼らの命や
彼らとの暮らしを
いかに語っていけるか。
行政や教育機関
企業との協働を通して
心の醸成を目指した
人間教育に繋げえる
実績をいかに残せるか。
そうした
一見、遠回りに
見えるやり方で
活動証明することでしか
彼らを根本的に
救える社会に仕向ける
手立てがないことが
はっきりと
見えたような
気がしています。
保護譲渡・啓蒙啓発
その両輪が揃って初めて
変わる現実があります。
他者を思う気持ち
これが
愛護の基本です。