高齢になればこそ
犬猫達の存在が必要だと
日々実感していますが
高齢になればなるほど
誰かの支えがなければ
彼らとの暮らしを
続けることは出来ません。

人間にとって
彼らとの暮らしが
心の支えや
それ以上のものに
なり得ること
その有用性は
すでに証明されている
ことではありますが
それを実現させるためには
社会的な規模の
協働と共感と共助の育みを
促進するしかありません。

様々な法整備や
施設の設立など
具体策はあったとしても
それを裏支えするための
精神性が社会一般に
広がっていなければ
どう頑張っても
絵に描いた餅に
なってしまうような
気もしています。
何より
犬猫達とよりよく
暮らすために必要な
マナーやルールの
社会的責任を
飼い主一人一人が担い
地域社会の中で
模範になる
心構えが必要な気がします。

そうしたこともなく
必要性ばかりを
訴えても
誰も聞く耳を
持ってはくれません。

集団で生活するにしろ
地域社会の中の支え合いを
拠り所にするにしろ
身勝手ばかりでは
誰からも相手にされないのは
犬猫達との暮らし
以前の問題だからです。

私だって
他人事ではありません。
よくも悪くも
何が起きるか
わからないことでのみ
人間は平等。

自戒を込めて。