みんな
ふたつとない
命であり
魂なのにね。

泣かなくても
よくなりますか?
何度でも
同じ命を
作り出せたら。

失うことは
悲しい
けれど
悲しむことさえ
愛のあらわれ。

またねと
手を振り
見送り
見送られるのも
愛あればこそ。

似て非なる命を
失われた命の
代わりに愛すとき
似て非なる魂は
永遠に
愛されないまま。