保護犬のハードルがなぜ高いか

よく考えて下さい。

条件の細則を

ネットで見ただけで

自分には無理だと感じたとしたなら

それで諦めるなら

本当に無理なんだと思います。

ペットショップで

買う資格もないはずです。

 

譲渡をする側からすれば

保護犬の譲渡に際しての条件も

さることながら

する側と受ける側

人間同士の信頼関係が

キチンと持てるかどうかを

一番重要視します。

何より、それが

犬を守るために

一番大切だと

感じているからです。


だから、多少

条件に合わなくても

譲渡に繋がることは

あります。

 

ペットショップで

犬を迎える人がいる限り

売る人達は存在し続けます。

 

ペットショツプに流されてくる犬達の

遺伝病が問題視されていますが

そもそも、犬種という考えを

維持しようとする時点で

リスクはあるのです。

犬種と犬種の

掛け合わせのミックスなら

そのリスクは倍増します。

 

犬種で犬を

選ぶ。飼う。という発想や

刷り込まれた意識や価値観を

人間が捨てない限り

人工的な理由から発症する

遺伝病は無くなりません。

突然変異を弄んだ結果が

犬種となり

その一方で

なにがしかの

遺伝病を持つという

陰陽のバランスで

定着するのです。

 

犬さえ

飼えたらいい

好きなように

犬を飼いたいと言う

気持ちもわかります。

家族なんだから

干渉されたくなんてない。

それもそうだと思う。

 

でも、本当に家族として

犬を迎えると言うなら

所有物としてではない

意識や愛情を犬達に

向けてほしいと願ってしまう。

 

殺処分は

誰のためでしょう。

生体販売は

誰のためでしょう。

 

すべては

人間のためにあるのです。

 

利害があれば

命の話は

その色味を変えて

伝えられてしまうのです。

どうか、本物の愛情を

犬猫達に

持っていただけたらと思います。