政治の世界に動物愛護の
考えを持つ人が
いないわけではなく。
それ以前に
動物愛護なんて
どうでもいいと思っている人が
想像を超えた数
確実にいると言うことなんです。
巨大なペット産業の
主たる業界団体は
政治家を長年にわたり
完全に抱き込んでいます。
犬猫達のために立ち上がって
議員になった人たちもいますが
その他大勢の議員のほとんどが
さまざまに張り巡らされた
ペット業界からの利権を
手放すことができないのです。
政治家は
選挙に負ければただの人。
政治家にとって
そうした業界団体を
敵に回す事は
死活問題であり
決して触れたくない
ブラックボックスなのです。
そして
忘れてはならないのが
そうした
行き届かない心持ちの人達が
政治家になれたのは
私達国民一人一人の
選択によるものである
ということです。
政治家にあるまじき態度や
おかしな発言をしたりした
政治家を叩くのは簡単ですが
それ以前に
私達はもっと政治に関心を持ち
より良い政治家が
育っていくような土壌を
作っていくための
人間性を重視した教育を求め
成熟した社会へと
それぞれの場所で
舵を切っていく時期に
あるのではないかと思います。
一人一人が
自分の頭で考えて
自分の感情に溺れることなく
人の言葉や
流行に流されることのない
真の価値観に
目覚めていったなら
私達人間を取り巻く
犬猫達の置かれた現状も
劇的に変わっていくのでは
ないかと思っています。