高齢ドライバーの事故が

多発しています。

免許の返納を

するしないで揉めたり

逆ギレされたりすると

家族でも

止めようが

ないとのこと。

 

いっそのこと

事故の疑似体験を

させて

身震いするような思いを

実際にしてみないと

危機意識は育たない

ような気がします。

 

恐怖心。

 

言葉だけ聞くと

とても

ネガティブなものですが

これがあるとないとでは

危機管理意識に

格段の違いが出ます。

 

これは動物を

飼う上でも同じです。

 

動物達の身体能力は

人間の想像を

はるかに超えます。

 

例えば咬傷事故。

 

実際に犬猫に

噛まれたことがある人は

噛まれる怖さを

知っています。

 

思いがけず自分の犬が

人を噛んでしまったという

経験がある人は

そうした事態に

人や犬がどんな風になるかを

知っています。

 

噛まれた人は

噛まれないために必要なことを

飼い犬が人を噛んでしまった人は

そうした事態に必要な対応を

犬猫が本当に好きなら

彼らのせいにすることなく

そのネガティブな経験から

自分がどう振る舞うべきかを

大いに学ぶはずです。

 

こうした経験がないのは

一見ラッキー・・・

かもしれませんが

犬を学ぶ上では

そうとばかりは言えません。

 

中には、こうした失敗に

学ぶどころか

やんわりと

犬のせいにしながら

平気で失敗を

繰り返す人もいます。

 

犬猫の保護活動に

従事していても

犬猫のネガティブな

事態に対しての経験が

どれくらいあるかないかで

アドバイスの中身も

変わってきます。

 

自分や自分の

大切な犬を守るために

必要な危機感は

どこにも

売っていません。

 

とは言え

言葉で注意したり

怖がらせるばかりでも

必要な危機意識は

育ちません。

 

日頃から

意識的に

心を整えながら

自ら、観察力を極め

柔軟な想像力を持ち

臨機応変さが養うことが

犬猫を飼う人には

すべからく求められる

スキルかもしれません。

 

嫌なことや失敗は

ない方がいいに

越したことはありません。

しかしながら

人も犬も

完璧ではありません。

 

どんな物事にも

必ず一長一短が

あります。

 

普段からの

危機意識の

育みが

実質的な

安心と安全に

繋がります。