朝から平成の時代を

振り返る番組が続いています。

 

天皇陛下と皇后様の折々の

様々なご発言や

ご様子の

一点のブレもない

慈しみの深さに

涙が止まりません。

 

本来の日本人が持つ

豊かな感性で育まれた

日本語という言霊を

丁寧に使われる

お二人のお言葉は

どんな時節にあっても

何よりの慰めとして

誰しもの心を

癒し続けて下さいました。

 

最愛の父が

一昨年旅立ち

それと共に

私の中で

一つの時代が

静かに

終わりを迎えていました。

時は止まることも

戻ることもせずに

ただただ

前進していく。

そのことに

戸惑いを

覚えることも

多くありましたが

一歳の時旅立った母の

月命日の五月。

新たな元号には

その母の名が

冠されていました。

 

実の母よりも

父よりも

遠いはずの

お二人の在り方やお言葉は

日本人のみならず

人間としてどう在るべきかを

常に教えて下さっていました。

 

お二人の慈愛のもとに

この時代を過ごせたことの喜びを

改めて噛み締めています。

本当に

ありがとうございました。

 

平成の時代に

得たものを糧に

新しい時代

身近な方達を大切にしながら

感謝の心で

自分らしく

生きていきたいと思います。