大義を掲げて
鳴り物入りで
愛護の世界に
入って来たのに
犬への考えや認識は
素人同然です。

一体、これだけの
大変な数の犬を
抱え込んで
何を目指して
何処へ行こうとして
いるのでしょうか。

増えれば増えるほど
その場所にいる犬達の
生活の質が低くなるのは
素人にも
わかることです。

犬はどんなに
お金が沢山あっても
生きていくことは
出来ません。

犬の数に見合った
潤沢な人手が
そこになければ
どんなに立派な言葉や
大義を持ってしても
いずれ
多頭飼育崩壊することは
自明の理です。


これこそ
愛護ではなく
愛誤です。

動物の繁殖力を
舐めたらいけません。
こんな数の犬を抱えて
完璧なバースコントロールが
出来るはずがないのです。

繁殖を避けようとすれば
隔離しかありません。

万が一災害が起きて
この施設が崩壊すれば
爆発的な繁殖
避けることはできません。

行政がやりたくないことに
美談を被せて
集金システムを構築し
民間で丸受けしただけ。

そして、その場所は
行政のような
開示義務のない私設。

都合の悪いことには
いくらでも
蓋が出来る
見えない場所に
犬達は連れて行かれて
いるのです。

そこには
彼らを守る法律も
公平な人の眼も
ありません。

そして、当たり前ですが
ここは
ドイツでは
ありません。

日本の住環境や
社会的な懸念に
配慮しないやり方は
人も犬も不幸にします。