ヨガニードラセラピスト養成講座を

修了してから

約一週間が経ちました☆

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ヨガの哲学やその背景

心身に与える影響など

様々な見地から学ぶ

濃密な三日間。

教えてくださったのは

サントーシマ香先生。

とても聡明で美しく

チャーミングな先生でした。

 

ご自身の視点をしっかり持ち

様々な流派やその背景

その周辺の

あらゆることを学んでおられ

何を聞いても

的確に答えてくださる

頼もしい先生に

師事できたことは

本当にラッキーでした。

 

ヨガというと

様々なポーズをとるイメージですが

ヨガニードラは基本的に

寝たままの姿勢で行います。

複雑なポーズが一切ないので

どんな人でも行うことができます。

 

正直、自分で申し込んだものの

ヨガを熱心に

やってきたわけではなかったので

ヨガの先生や熟練者の方ばかりが

集まるだろう場に行くことに

少々気後れしていたものの

初日にその不安は見事に払拭。

 

ヨガ哲学や

人の心や神経に関して

聞けば聞くほど

私が、犬について学び

感じていたこととの類似性が

明確になっていきました。

 

先生のお話を一つ一つ

深くうなづきながら

自分の中にある知識と

照らし合わせながら

過ごすことができる

贅沢な時間でございました。

 

ヨガニードラが

犬のしつけに

どんな関係があるのかと

訝しく思われることも

あるかもしれませんが

ヨガニードラは

「眠りのヨガ」と呼ばれ

深いリラックスを齎します。

 

犬達が駆け回る幸せな庭は

私達人間の心の中にあります。

 

体がどんなに不自由であっても

その心が穏やかさに満たされ

深いコミュニケーションが

犬との間にあったなら

彼らは自然と

満たされて行くのです。

 

その反対に

毎日散歩に連れて行っても

その心が常に散漫で

コミュニケーションが

スムーズにいかなければ

どんなに歩き回っても

彼らの心が

満たされることはありません。

 

「質の良い散歩」は

人と犬の双方に

深いコミュニケーションに伴う

深いリラクゼーションを

齎すものなのです。

 

犬達は

人間と同様に

社会性のある動物です。

 

社会性があるということは

他者の存在や

他者とのコミュニケーションが

必要だということです。

 

犬を走らせ

興奮させれば

ストレスが発散されると

勘違いしている方がいますが

そこに飼い主さんや

他の犬との

深く健全なコミュニケーションが

なければ

本当の意味でストレスが

解消されているとは

言い難いのです。

 

使役として犬を育てたり

アジリティをやらせるのも

本来は人の為です。

 

犬達がそれを望むという

思い込みが強すぎると

不健康なほど過度な興奮に

犬を晒し続けることになります。

 

人間でいうところの

良い記録を出したいがために

健康を害してまで

ドーピングしてしまう様なもの。

 

人や犬の身体を痛めるまで

何かをやらせるなんて

普通のことではないのです。

 

犬を穏やかに育てるためには

人の心の平穏が欠かせません。

 

もちろん様々な環境や事情で

そんなふうになれなくても

ほんの束の間

自分自身に意識を向けることを

日々の暮らしに取りいれ

繰り返すことが出来たなら

必要以上に

自分が自分に対して

作り出している悩みの本質に

気づくことが

できる様になるかもしれません。

 

そして、心が穏やかになって初めて

犬達のおしゃべりに

耳を傾けることが

できる様になるのです。

 

自分の頭の中の

おしゃべりや雑音が

煩過ぎれば

彼らがどんなに頑張っても

彼らの声が

私達の心に届くことはないのです。

 

犬達は私達人間の心の平穏を

望み続けています。

 

心の癒しを

彼らや他者に

頼るばかりではなく

まずは自分の心に

自分自身が寄り添う術を

犬を飼う方達に

提供することのできる場を

作っていきたいと思っております。

 

詳細がまとまりましたら

またお知らせさせて頂きます。

ご興味のある方は

是非ご連絡下さいませ(^ー^)☆