保護主様の元に戻り
順調に回復してきているようで安心しました(^_^*)
一週間でこんなに
回復するということは
意図的かどうかは別にして
譲渡先での飼育環境の不備が
あったんだと思います。
やらなければならないことと
出来ること
したいこととは違います。
どんなに
愛情を持っていても
その犬のニーズに
応えられていなければ
その愛情は
ただの自己満足かもしれません。
犬のニーズに応えるというのは
犬のワガママに
応えるということでは
ありません。
犬の心身の健康と安全のために
必要なことを
人が提供出来なければ
犬達は問題行動と呼ばれる
様々な行動を発動させます。
自分が良かれと思って
やっていることが
自分の犬のニーズと
合っていないということは
その犬の心身に
本来、必要なしつけや
手当てを怠るという意味で
ネグレクト…
優しい虐待と
同じことになりかねないと
考えもするのです。
人生を共に過ごす相手が
悪気がないとはいえ
ひとりよがりで
自分の気持ちばかり
押し付けてくるようだったなら
その相手を
本当に信頼し
尊重することが
出来るでしょうか?
私なら
百年の恋も冷めます。
運命の出会いを
永遠の絆にしていくためには
相手のニーズに応える努力を
蔑ろにすることは出来ません。
これは、犬との関係を
築くうえでも
変わらないのではないかなと
思っている次第なのです。
飼いたい犬と
飼える犬は違います。
しかしながら
個々の犬の個性を理解するように
それぞれのニーズを
汲み取る視点という思い遣りを
持つことが出来たなら
飼えない犬は
いなくなるはずだとも思うのです。
もちろん
そのニーズを
満たすための様々な環境が
整わないなら
犬を飼わない
迎えないという選択もありますし
実際、犬を飼うことが
出来ないからと
ボランティアに
いらっしゃる方もいます。
人と犬双方に無理のない
繋がり方を見出すことは
本当の愛情がなければ
出来ないことだとも思うのです。