ロイズ君の回復を
切に願います。

今回のようなことがあると
相手を口汚く罵ったり
誹謗中傷したり
正義を語りたくなる人が
多いなかで
保護主さんは感情を抑え
毅然とご自身の言葉で
今の気持ちを発しておられます。

ロイズ君に対しての
真摯で深い愛情は
そうした
言葉一つ一つから感じられ
保護主さんの悔しさや
悲しみはいかばかりかと
いたたまれない
気持ちになります。

今回のように
里親になろうとする人にも
色々います。
正直、愛護活動を
されている方も色々です。

良くも悪くも
人の言葉を
鵜呑みにしないためには
私達一人一人が
物事の本質を
理解すること
理解しようと
努力すること。
相手の言葉や感情に
飲み込まれないことです。

心が冷たいことと
冷静であるということは
まったく違いますし
心を律し
言葉を丁寧にしていくことと
愛情を遮断することとは
まったく
違うものであります。

穏やかであったなら
出来るはずの判断も
常に不安や興奮に
自分の感情を
紐づけていたなら
その場において
本当に必要で
最良の判断は
出来ないのです。

ロイズ君を思い慎重に
里親選びをしてもなお
こうした事態になったことは
相手のいることであり
残念としか
言いようがありませんが
ギリギリのところで
ロイズ君が助かったのは
保護主さんの判断が
あったからでもあります。

今回の件に限らず 
生きていくうえで
私達はもっと
自分自身を律し
言葉を選び
礼節を尽くし
穏やかにいることを
心がけなければ
相手を見極めることも
自分の大切なものや
自分自身を守ることも
出来ないのだと
改めて思っている
次第なのです。

ロイズ君を迎えに行くには
大変な御心労と
勇気がいったことだと思います。

ロイズ君を取り戻したいま 
考えることは色々と
おありかと思いますが
どうぞご自愛して
ロイズ君と共に
ゆっくり休まれて頂けますよう
お祈り申し上げております。