犬を飼うために
必要なものは
自分が変わる勇気と
命を看取る覚悟です。
そして犬達が
その命をかけて
私達に教えてくれていることは
誰しもが
いずれ死にゆくという
事実や畏れを超え
生きる覚悟と
様々な現実を
生き切る勇気です。
悩み多き人間達の傍で
彼らが常に実践している
そのシンプルな生き方を
見習うことは
人間が本来持つべき
心の豊かさを取り戻すために
必要なことではないかと
思っている次第なのです。
愛は与えるものでも
与えられるものでもありません。
そうした考えを持ち
命と向き合うことこそが
愛の本質です。
犬達はすでに
愛が何かを知っていて
それが与えたり
与えられたりするものではないことも
知っています。
その命をかけて
愛に生きているからこそ
相手の愛など
気にすることもないのが
犬という動物の凄さなのです。