犬はすべからく
賢い動物です。
人間側の要求ばかりに注目し
犬の健全な育ちを鑑みることない
一方的で無理解な判断が勝れば
世の中のほとんどの犬は
問題犬であり
ダメ犬ばかりになります。
愚かな動物という
レッテルを
家族である
飼い主から
押し付けられている犬達が
とても多いです。
正直、ダメな犬は
この世界には一頭もいません。
無知で未熟で横暴な人間が
その犬のそばにいるだけです。
犬の問題行動を前に
自分がダメなのは分かっていると
言われる方も多いですが
「わかる」とは
「かわる」ということですから
ダメなのがわかっているなら
愛する彼らのために
自らの行動や思考の習慣を
変える勇気を持つことです。
やる前から
出来る出来ないと論じるのではなく
出来るかわからなくても
やってみることが勇気です。
初めは出来なくても
観察と洞察を繰り返し
やり続ければ
出来なかったことが出来るように
わかるようになるのは
自明の理なのです。
やらぬ後悔に
付ける薬はありません。
やってみて
それが失敗でも成功でも
昨日の自分とは
何かがきっと違うのです。
そのことの方が
生きていく上では
よほど価値のあることなのです。