昨日、三軒茶屋で行われた
災害時、私達飼い主が出来ることは
というイベントに
行って参りました。
トークイベントには
定員50名を超える来場者。
関心の高さが伺われます。
想像以上に限られています。
想定外のことばかりなのが当たり前。
ペットを連れて逃げた先には
不安な面持ちの地域の人々が
様々な感情を抱きながら
集まってきます。
同行避難のあり方や解釈は
その現場と
個々の状況にもより異なりますから
マニュアルや法律すら
おそらく役に立ちません。
私達達飼い主が
犬を正しく理解し
ルールとマナーを徹底し
地域の人々と日頃から
良好なコミュニケーションを
心掛けることで
同行避難の質そのものが
良くも悪くも変わる可能性が
あるのだという自覚を
私達飼い主一人一人が
持つことが大切です。
災害時、私達が逃げる先は森ではなく
日常以上に濃密でストレスフルな
切迫した人間関係の渦の中です。
そうした状況のなかで
少しでも、安心して過ごすためには
日頃から築いた信頼関係に
勝るものはありません。
もちろん、それに
甘んじるという意味でないことは
言うまでもありません。
犬は私達人間を
名前や肩書きなど関係なく
自然な形で結びつけます。
犬を迎え
犬を守りゆくということは
最終的には
人間社会のクオリティーを
あげていくことに
寄与していくものだと信じています。
犬との暮らしが長ければ長いほど
犬は飼い主の心
そのものになっていきます。
そして、
その心を守るも守らないも
私達一人一人の
日頃からの
心掛けにかかっているのです。