今日の早朝、まこが
低血糖の発作を起こしました。
まこは、3才の頃に
遺伝性の糖尿病を発症し
インシュリンの注射を
朝晩自宅で打っています。
何かの影響から
今朝のように
低血糖に陥った時には
ガムシロップや白砂糖を
痙攣が落ち着くまで与えるなど
即座に対処しなければなりません。
獣医さんからは
数日入院してのモニタリングと
徹底した血糖値の数値管理を
以前から勧められているのですが
完治しないと
わかっている以上
正直、そうした方針に
素直に従えない自分がおります。
血液検査で
初めて、まこが糖尿病とわかり
血糖値のモニタリングのために
約10日ほどの入院を
余儀なくされたのが三年前。
お見舞いに行くたび
まこの顔を見て思ったのは
この子にとって入院は
わけのわからない最悪な状況
なんだろうなということだけでした。
医者でも
神様でもない
この私が
この子のために
唯一出来ることがあるとしたなら
万が一の時に必要な覚悟を
いまこの瞬間に持つこと。
そして、
いつもと変わらない日常に
あえて生きていくことしかないと
思ったのです。
病気や死ぬことに対する考え方は
人それぞれであります。
医者は
どんな状態であっても
患者を生かすために
ベストを尽くす存在ではありますが
その命の穏やかな終わりを
真摯に考える立場にはありません。
死を恐れずに、死を想い
今を生きろ。
これは犬達から
私達人間への
究極のラブレターではないかと
まこの病を通して
思い至っている次第
なのでございます。
その後のまこですが…
自宅にて要観察中ではありますが
とりあえず
いつも通りにゴハンを食べて
ウンチもモリモリしております(^_^;)