自然の脅威に晒されて初めて
私達人間は
シアワセというものが
ごくありふれた
日常そのものであるのだと
思い出すような気がします。
人も犬も
心身が穏やかさに満たされた時
シアワセを感じるのです。
それが脅かされる現実を前にして初めて
それを懐かしむのは
ある意味愚かしいことです。
興奮と刺激に溢れた
人間社会のなかで
感覚を麻痺させて
人生をやり過ごすだけでは
あまりにもったいない…
そのことを
我が家の犬達の
寝顔を眺めながら思うのです。
この穏やかな寝顔を守るために
まずは私自身が心穏やかに
瞬間を慈しみながら
生きていこう、そう思うのです。
人生を後悔で塗りつぶさないためには
過去でも未来でもなく
いまを真摯に全力で生きること。
怯えずに、偏らずに
ありのままで生きること。
犬達は本当のシアワセの在り処を
その穏やかな眼差しで指し示しながら
私達人間にそっと
教えてくれる存在なのですm(_ _)m。