フェイスブックに
訓練所から放棄された
ボーダーコリーの女の子の話がありました。
コメント欄には
ペットショップや
ドッグスクールならわかるけど
訓練所が
そんなことをするなんて…
というコメントもありました…。
もっと現実を知って欲しい。
下記、投稿したコメントを
転載いたします。
☆
我が家のシェパードも
一歳半で
訓練所から放棄された犬です。
訓練所は多くの場合
優秀な血統を受け継がせるためという名目で
ブリーディングしている施設がほとんどです。
とはいえ、産まれてきた子犬に奇形があったり
病気があったり、訓練適正がない場合
または、頭数が増えすぎて
経済的または、人的な負担が大きくなると
頭数のコントロールのために
欲しい犬だけを残して
その他の犬達を安く売ったり
タダであげたり
保護団体に引き取りを頼んだりするのです。
もし、いずれも難しい場合には
あらゆる方法で遺棄するだけです。
生体販売者にとって
売れなければマイナス資産になるのが
動物です。
そもそも、訓練所は
犬のための施設ではありません。
人間が犬を利用するために
ある施設です。
穏やかな家庭生活以外の
犬を取り巻く施設や商品、
サービスのほとんどは
犬のためのものでは
ありません。
犬に良かれと思っていることが
本当に犬のためになっているか
人間の都合や嗜好に合わせたものを
犬のためと思い込んでいないか
思いこまされていないか
時に冷静に考えることが
本当の愛情ではないかなと思っています。
訓練所は慈善団体ではありません。
飼い主さんはお客さんですから
言葉は巧みです。
飼い主をいかに納得させられるか
トークの練習があるくらいです。
すべての訓練所がそうとは限りませんが
犬の出来が悪いとして
長期間の訓練を提案するような
施設もあります。
それは、犬の良し悪しでなく
長い期間の預かりの方がお金になるからです。
何の問題もないのに
濡れ衣を着せられ
なぜ、家族と離れ離れに
暮らさなければならないのか。
犬の一生は短く
一緒にいられる時間は
どんなに頑張っても限られています。
その大切なかけがえのない時間を
耳心地の良い言葉で
搾取されてはたまらないと
個人的には思っております。