TOKYO ZEROキャンペーンの
勉強会は今回で二回目でしたが
私は初参加。

150名くらいの募集に対して
応募多数とのことで抽選でしたが
無事に参加が叶いました(⌒-⌒; )

今回の講演者である
太田匡彦さんの著書は
保護をされている方なら
一度は見聞きされたことが
あるかもしれませんが
こちら
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マスコミがけして取り上げない
ペット業界のありのままが赤裸々に
綴られています。

そして、今回のセミナーの
テーマがこちら
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動物愛護法の改定を機に
浮かび上がったのは
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本来の目標や目的が
巨大な組織票により
完全に骨抜きにされていたという現実。

その元になったという
業界団体から環境大臣に向けての
要望書のコピーをいただきましたが
内容はあまりにもご都合主義な
犬本来の生態を完全に
度外視した内容でありました。

「子犬でなければ売れない。」
そのことを
いかにも消費者のためであると謳い
子犬のためでもあるとさえ謳っています。

素人でもわかる
支離滅裂な意見書には
〇〇ケンネルクラブを筆頭に
ペット業界のトップに君臨する
幾つもの大企業が名前を連ねておりました。

〇〇ケンネルクラブといえば
ブランド志向の強い日本人に対して
「血統書の発布」という
ビジネスモデルで
日本をペット大国に導いた大本山です。

小さくても大きくても 
犬は犬です。

小さくて可愛いものが大好きなうえに
強いブランド志向を持つ日本人の趣向を
ペット業界は逆手にとり
人間にとって
掛け替えのない存在である犬猫達を
ただの「慰みモノ」に貶めたのです。

子犬だけは
マーケティングがなくても売れる。

ペット業界は
嘘と誤魔化しと綺麗事で
犬達のみならず
日本人の良識さえ
搾取し続けているのです。

抱っこ商法で
愛着を焚きつけながら
正しい知識や情報を
飼い主さんに与える努力もせずに
犬の個体差を理解させず
犬種の知識も
都合の良い解釈ばかり詰め込んで
揺り籠から墓場まで
飼い主さんの意識を
コントロールするのが
ペット業界の常套手段です。

犬を家族として迎えようと思うなら
出自や
犬種を問う前に
もっと知るべきことがあります。

動物愛護法の改定は
急務ではありますが
法律が変わっても
庶民の意識が変わるかは未知数です。
しかしながら、
庶民の意識が変わっていけば
嫌でも法律は変わっていくものなのです。

法律が先か
私達が先か
そんなことは
どちらでもいいのです。

身近な一人一人に
伝え聞かせていくことが
社会の流れを変えて行きます。

犬猫達を守ることは
私達の奥深くにある
人間らしさを
育み守ることに
繋がっているのですm(_ _)m。