昨年末に予定が合わず
年明け早々で恐縮でしたが
メープルちゃんの
プライベートセッションに
行って参りましたm(_ _)m。
お正月返上で
ご夫妻揃って
熱心にお話を聞いて下さり。
より実践に即した
セッションとなりました(^_^*)
お留守番が苦手な子
ストーカー
分離不安と言われる状態の子は
生活のすべてに
過剰なストレスがかかっていると
個人的には考えております。
分離不安だから
人がそばにいてあげさえすれば
それが解消される…
というものではありません。
もしそうだったとしても
そうした状態は
人間の側の生活に
少なからず負担を生じさせます。
こうした状態の犬は
一見、近しい人間に
依存しているように
見えますが
実は人間の方が
犬に依存している場合が少なくないため
犬がそうした状態になった場合は
関わる人間の側の
内省が欠かせません。
そして、
関わる人間の側の
行動パターンを見直し
行動変容のトレーニングをした上で
改めて犬と向き合い
信頼と尊重という
健全な心理的素地を整えるための
学習機会を
犬に繰り返し与えることが
犬にとってのリハビリになります。
そして
このリハビリの際に必要なのは
犬との「取り引き」ではなく
犬に対する「適切な主張」と
それを伝えきるための「根気」です。
メープルちゃんはとても賢いですから
これまでに関わった人の
無意識の行動パターンから
様々なことを学習していました。
吠えや破壊行為と書けば
人間にとっては
迷惑行為であり
犬が悪いようですが
犬にとっては
その行為自体
「興奮の結果」以外の
深い意味はありません。
嫌がらせ…などではないのです。
人間の無意識で瑣末な行動が
メープルちゃんにとっての
あらゆるコマンドとなり
人知れず学習し混乱した結果
導かれた行動なのですから
逆を返せば
人間側が
新たなコマンドや
パターンを適切に発信し
それを学習すれば
そうした問題行動を
取る理由はなくなるのです。
メープルちゃんに
伝わるやり方で
メープルちゃんに
伝わるまで
やりきること。
ママさんもパパさんも
可愛いメープルちゃんのために
頑張って下さっています(^_^*)