先日のS村動物園。
北海道の保護団体を
タレントさん率いる大工さん達が訪れ
保護犬達のために
ドッグランを作る企画。
完成した
ドッグランもさることながら
そこで自由に跳ね回る
保護犬達の
イキイキとした表情を
番組を見ている
たくさんの人達に見てもらえたことが
何よりも
素晴らしいことだったと思います。
以前、この番組の企画にあった
ベッキーと保護犬の企画。
一般受けは良かったものの
実際に活動されている方の多くから
賛否両論が上がっていました。
正直、ああした
シャットダウンの心理を抱えた
いわゆる
人馴れしていない子への関わり方は
各種ある
一般的な躾のトレーニングでは
逆効果になる場合が多いのです。
あの二頭は
その良い例だったような気がします。
あの企画を見て
保護犬はやっぱり大変と
思われた方がいたとしたら…
そうした子ばかりではないと
声を大にして申し上げます。
保護犬でなくとも、
人を信頼出来ず
人馴れしていない子はいますし
保護された犬
センターから来た犬でも
人懐こい犬もたくさんいます。
犬の不服従は
人への信頼感のなさを
現しているのですから
その犬からの信任を得るためには
どうしたら良いかを
考え続ける必要があるのです。
何をもって信じるに値するかの判断は
その犬によっても違います。
信頼なきところに
尊重なし。
飼い主や人間の諦めや思い込みで
ダメな犬を演じさせられている犬は
思うよりずっと多いです。
⚪︎⚪︎な飼い主はいても
⚪︎⚪︎な犬は一頭もいません。
自分の至らなさを
犬のせいにしていては
犬達だって報われません。
彼らは私達以上に
愛情深く寛容な生き物です。
犬は動物です。
人馴れしているのが
当たり前なのではありません。
出会った犬が人馴れしていたとしたら
その時すでに
その犬の愛情に
私達は甘やかされているのだと
認識しないことには
犬に対する様々な偏見を
払拭することは難しいかもしれません。
犬の様々な問題は
人にひとたびの再考を促します。
自分と犬との関係。
自分と家族の関係。
犬への思い。
自分の本心。
犬と真剣に向き合うことは
自分の生き方そのものと
向き合うことに繋がっているのです。
人馴れしていない犬を見て
どう感じるか
ツマラナイ。
ツナガリタイ。
カワイソウ。
タスケタイ。
ワカラナイ。
メンドクサイ。
一概には
言えないかもしれませんが
それが、犬に対する
自分自身の本心と
言えるかもしれないと
自戒を込めて
感じている次第なのです。
日々、犬達の
深い愛情に感謝m(_ _)m。
私の側にいてくれて有難う。。。
振り向けばそこに…
大河。
犬猫達が安穏と微睡む姿が
私の何よりの喜びでありますm(_ _)m。